2024年7月

日本老年看護学会　in 高知

こんにちは、津中部南地域包括支援センターです。

蒸し暑い日が続いておりますが、みなさま熱中症対策は万全でしょうか？

先日、高知県で開催された日本老年看護学会に参加してきました。

高知県は他都道府県に比べ高齢化が伸展しており、高齢者が住み慣れた地域で過ごし続けるために高知県がどのような取り組みを行っているかの報告がなされていました。

特に印象に残ったのが、「いきいき百歳体操」です。「いきいき百歳体操」は米国のプログラムを参考に、高知市が開発した重りを使った筋力運動になります。

歩行が不安定な90代の高齢女性が「いきいき百歳体操」を3ヶ月行った後、体力測定で小走りをしている動画が流れた時には、会場がどよめきました。

そして、市内約360箇所で「いきいき百歳体操」が開催されるようになった工夫などが紹介され、私たちが支援する地域でどのような取り組みが出来るのか、改めて考える機会となりました。

学会中は、鰹のたたき、うつぼのたたき、はらんぼ焼き、ながらみ貝、ジャン麺、ぼうしパン、ニコニコパン、日曜市など高知名物を満喫してきました。

「いきいき百歳体操」だけでなく、認知症高齢者の症状緩和、成年後見制度を活用する際の注意点、高齢者の災害支援、高齢者を支えるチーム医療など得られた学びは多く、

今後の支援につなげていけるよう頑張ります。