2024年2月

VS.クラスターカード

  • 2024.02.15
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様、こんにちは。鈴鹿訪問介護の山本です。最近のマイブームは

大河ドラマ「光る君へ」です。最初は「紫式部?興味ないわー」と思って

いましたが、第1話を観て考えが180度変わり、ドはまりしてしまい

毎週日曜日を楽しみにしている日々です。殺生はあまりありませんが、

公家のドロドロした駆け引きみたいなのが面白いです。難点は登場人物の

ほとんどが藤原姓ということです。これは顔と名前を覚えるしかありません。

ライバルの清少納言も出てきて物語も盛り上がってきました。

 

さて話題は変わりまして、2/10(土)に鈴鹿市にあります、桜の森病院にて開催された

「VSクラスターカード・ワークショップ」に鈴鹿から3人参加してきました。

「VSクラスターカード」とは、福祉施設におけるクラスター発生という緊急事態を

想定した実践的なシミュレーション、対策ができるカードです。各カテゴリーの

リーダー、担当者を実際に決めることから始まるため、迅速な判断、やるべき行動の

明確化がスムーズに行えます。

さらにこのカードを使うことで各職員が現場の安心・自信・希望・信頼を自分たちの

手でクリエイトしていくことができる「自助の工夫」のためのカードです。

と説明書きに書いてありました。

要はクラスター対策をカードゲームを通して学ぼうというイベントです。

パッケージはこんな感じです。トランプぐらいのサイズ感です。

さっきの説明書きです。

このように「環境づくり(黄緑)」「食事・排泄・入浴(オレンジ)」

「スタッフへのケア(水色)」「家族・待機スタッフ・保健所(ピンク)」とカテゴリーに

分かれております。

例えばこのお題ですが、ステージ0、陽性者1名+発熱者3名とあります。

この段階で重要と思われるカードを3枚選びます。面白いところは人それぞれで

出してくるカードが違うところです。今回は4名程度のグループを作り、

話し合って3枚選び、選んだ理由を発表するというスタイルでした。

ちなみに私は「ゾーニングを図る」「ケアの見直し(食事介助)」

「保健所・医療機関への連絡」の3枚を選びました。

初動でゾーニングを見誤り、感染を広げてしまったケースもあるそうです。

食事も使い捨て食器を使用したり、感染者、熱発者は居室で食べていただく等の

対応が必要だと思います。もちろん医療機関への連絡も。

全部で7グループありましたが、一つとして同じ組み合わせはありませんでした。

何を重要視するかで対応も変わってきますね。

 

という感じで一見難しそうなクラスターの対応もカードゲームを通して考える

ことで敷居が下がったように感じました。私はヘルパーなので、すべては活かす

ことはできないかもしれませんが、ヘルパーなりの対応を考えてみたいと

思いました。

 

最後に今回のブログへの掲載を許可して下さいました横木先生、金児先生、ご協力に

感謝致します。ありがとうございました。

この「VSクラスターカード」にご興味がある方は、鈴鹿までご一報下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。長文失礼いたしました。