紅葉は冬支度のために
- 2023.12.13
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは!津介護老人福祉施設、ブログ担当です!
12月に入り季節は秋から冬になろうとしていますね~。
地域によっては、雪が降っている場所もあるようで、
1月、2月はこれより寒くなるのでしょうか?
夏は早く涼しくなってほしいと願ったのに、
今は早く暖かくなってほしいと、わがままに願ってしまいます(>_<)
しかし、季節に合わせて花や樹木が見た目を変化させて風景が変わり
私たちを視覚、嗅覚、聴覚、触覚で、
旬の食べ物で味覚を楽しませてくれますね~。
ではなぜ、樹木は秋になると赤や黄色に色づき、紅葉するのかご存知ですか?
調べてみると、色の変化について原因はまだ謎があるようですが
葉の色の変化に仕組みについて、
葉には光合成に重要なクロロフィルという、緑色をつかさどる色素が含まれています。
イロハモミジなどの樹木では、秋になって寒くなるとこれが分解され、
一方でアントシアニンという色素が合成されることで、葉が赤く色づいて見えます。
ですが、アントシアニンができはじめるきっかけやそのはたらきについては、まだ完全にはわかっていません
それでは葉は、何のために赤くなるのでしょうか。
秋になると、樹木は冬支度をはじめます。
気温が低くなると光合成などの反応速度が遅くなり、また昼の時間が短く、
太陽の光も弱まるので、生産できる養分が減ります。
使えるエネルギー量も減るために樹木は冬の前に、
消費エネルギーの少ない状態、いわば省エネモードとするために、
葉のはたらきを徐々に止めていきます。
葉の緑色が弱まると、
もとから葉にあった別の色素の色が目立つようになります。
多くの葉にはクロロフィルの他にも、
黄や赤に見えるカロテン類やキサントフィル類などの色素があります。
これらの色は、クロロフィルが多いときは緑に隠れて感じられません。
でもクロロフィルが減って緑色が薄まると目立つようになります。
イチョウなどで起きる黄葉はこれが原因と言われています。
調べると学生の時に勉強した、理科の問題のようでしたが…
冬支度のために葉の色を変化させて、必要でない葉を落とし、
寒い冬を越すためのものでしたね!
わからない物事を調べることが好きなので、よい勉強になりました(^^)/
樹木のように冬支度と年越し準備に追われる忙しい月となりましたが、
皆様が良い年末を過ごせますように!(^^)
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