2023年6月

今の季節に食べたい食材『梅』☆

2023.06.26
医療
Posted by | sensin

こんにちは。リラステーションです！

相変わらずの、梅雨空が続いていますね。

梅雨の季節は、紫陽花の季節でもあります。
空はどんより･･･ですが、道端にはキレイな紫陽花が咲いていて、気持ちがほっこりすることもあります。
最近、白い紫陽花をよく見かけます。コロンとした花がとてもかわいいです！

また、各地でアジサイ祭りを行う地域もあります。
梅雨の期間にしか楽しめないイベントなどを探して、参加してみるのも良いかもしれませんね♪(*’▽’)

さて、今回は！
「今の季節に食べたい食材」シリーズ！今回は『梅』です。

６月も気が付けば最終週に突入･･･早いもので、もうすぐ下半期が始まります。(>_<)
気温が高くなり、湿気も高くなってくる今の時期は、食べ物が痛みやすかったり、食中毒などの危険性も高くなる傾向にあります。
この時期に大活躍する食品と言えば、殺菌・抗菌作用に優れた『梅』ではないでしょうか？

梅は、古来から、体に良い食べ物として知られており、疲労回復や老化防止を中心に、さまざまな薬効があります。
平安時代では、梅干しを薬代わりとして食べていたという文献もあります。
我が家では、お腹が痛くなると『梅エキス』というすご～く酸っぱいエキスを舐めて（舐めさせられて！？）対処していたことは小さい頃の思い出であります(´Д｀)

梅の生産は、和歌山県が多く「南高梅」や「古城」といった品種が有名ですね。
未熟なうちに収穫される青梅は、主に梅酒に使われ、熟してから収穫される完熟梅は、梅干しに使われています。

では、古来から薬としても親しまれている『梅』の栄養を見ていきましょう！

〇クエン酸
クエン酸には、咬筋・滅菌の働きや消炎などの整腸機能が認められています。
梅干しには、黄色ブドウ球菌やピロリ菌、病原性大腸菌Ｏ－157の繁殖を抑える働きがあると言われています。
また、唾液や胃液の分泌量を増やし、食欲増進効果が期待できますし、鉄の吸収率を高める効果もありますので、貧血が気になる方は積極的に摂取したいですね！

〇ポリフェノール
梅に含まれるポリフェノールは「梅グリナン」といい、抗酸化作用があります。
ポリフェノールには、血流改善や動脈硬化の予防にも効果があります。
また、活性酸素を除去し、肌をダメージから保護する働きもあります。
紫外線が強くなる、今の時期には欠かせません！

〇カリウム
カリウムは、細胞の浸透圧を維持している栄養素です。
また、心臓や筋肉機能の調整の役割もしています。
カリウムが不足してしまうと、浮腫みやすくなったり、こむら返りをしやすくなってしまいますので、積極的に摂取したいですね

〇カルシウム
カルシウムは、骨や歯の主成分となります。
また、細胞分裂や神経系の働き、筋肉運動を助ける働きもあり、生命維持活動に欠かせない栄養素です。
カルシウムが不足してしまうと、骨や歯が弱くなり、成長が阻害されたり、骨粗しょう症の原因となります。
その他にも、テタニー（筋肉の痙攣）やてんかん（全身の痙攣）が起こりやすくなります。

食べ物が痛みやすく、体の疲労がなかなか取れづらい今の季節には、もってこいの『梅』。
今回は、鶏肉で大葉と梅肉を巻いてみました！
こういうのって、豚肉でしますよね･･･諸事情により、鶏肉になりました。