ヘルパーの車窓から Season2 #1『ボンネットバスの旅』
- 2022.11.18
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは。
ふたみシルバーケア豊壽園、訪問介護ステーションです。
ヘルパーがあっちこっちにお出掛けして見てきたものを紹介する町ブラ企画『ヘルパーの車窓から』、読者の皆さまはご記憶されているでしょうか。
およそ1年の時を経て、装いも新たに(どこがどう変わったというわけではありませんが)帰ってきました!
今回の情報提供者は、小田桐ヘルパーです。
昭和59年まで、三重交通伊勢営業所に所属していた『ボンネットバス』。
去る11月12日と13日の二日間限定で、およそ38年ぶりに伊勢の街を走行、実際に乗車することができました。
たまたまニュースで知った小田桐ヘルパーは、一目見ようと出掛けて行きました!
この車両は1966年に三重交通伊勢営業所に配置されたもので、その後桑名、熊野の営業所を経て伊勢に戻り、84年からは松阪営業所で観光バスとして活躍、92年に廃車となり役目を終えました。
運転席の前部が突き出したデザインがかわいいですね。
写真を撮るだけのつもりで行った小田桐ヘルパーでしたが、気が付けば思わず乗り込んでしまっていたそうです(笑)
車内はこんな感じのレトロな雰囲気です。
所々の汚れや傷跡が、長年多くのお客さんを運んできた歴史の重みを物語っているようです。
宇治山田駅から出発し、伊勢市駅~伊勢イオン~ララパークと走りました。
見慣れた街の風景でも、ちょっとした旅気分が味わえそうです。
かつては多くのボンネットバスが市内を走っていましたが、年々数が減少し、このバスは三重交通が保有する最後の1台だったそうです。
2003年に民間団体に売却され、現在は茨城県つくば市のNPO法人バス保存会が保管しています。
今回は茨城の土浦から、2日間かけて高速道路を使わずに、国道と伊勢湾フェリーを乗り継いでやって来たそうです。
当日は沿道のあちこちでカメラマンが、ボンネットバスの里帰りを出迎えていました!
最後までご覧いただきありがとうございました。また次回もよろしくお願いいたします。
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