目指せ「リハ多機」その④
- 2022.10.06
- 高齢者福祉
- sensin
皆様こんにちは、秋晴れの過ごしやすい季節となってまいりました。
芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、そして機能訓練の秋でもあります。
皆様、いかがお過ごしでしょうか? 津地区小規模多機能型事業担当の田中です。
前回は「評価」について触れさせていただきました。
その評価についてはそのツールとしてバーセルインデックス(BI:Barthel Index)というものがあります。
日常生活動作の評価表で全10項目を自立・一部介助・全介助の分類で100点満点で採点します。
具体的には日常生活動作を把握するために、食事・移乗・整容・トイレ・入浴・歩行(移動)・階段昇降・更衣・排便・排尿の10項目について評価します。
日常生活動作(ADL)項目と言っても健常者にとっては何ら問題のない項目ばかりです。
しかしながら、認知機能の低下や生活不活発病における増悪、特定疾患等による身体機能の低下などでADLが損なわれた場合、10項目のどれか、或いは複合的に日常生活において支障が生じて生活の質が低下するに至ります。
それを防止、或いは少しでも軽減(先延ばし)することが必要で、早期の段階でリハビリテーションや機能訓練等、何らかの関わりを持つことが非常に重要になってきます。
バーセルインデックス評価表でさらに細かく分析するのであれば、FIM(Functional Independence Measure(機能的自立度評価法)や障害高齢者の日常生活自立度・認知高齢者の日常生活自立度や長谷川式簡易知能評価スケール等々ありますが、当事業所では、まずは評価表最初の10項目のどれかをご利用者様の状態に応じて目標設定し取組んでおります。
機能訓練の秋、体を動かしやすい時期にしっかりと取り組んで生活の質を高めて頂き、健やかで安心した日常を送って頂ければ幸いです。
さて、続いては行事について。
第二美杉小規模多機能型居宅介護施設では9月13日(火)と14日(水)に敬老祝賀会(と言うよりは敬老食事会)を開催させていただきました。
その様子は事業所ブログでアップさせて頂いておりますので、ご覧になってください。
それよりも見てください、この可愛い「ふくろう」を。細かな作業を経て作りました。
それでは今回はこの辺で失礼させていただきます。
また、お会いしましょう。お元気で。
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