目指せ「リハ多機」その②
- 2022.07.24
- 高齢者福祉
- sensin
皆様、こんにちは。津地区小規模多機能型居宅介護事業担当の田中です。
このところおかしな陽気が続いているような気がします。
梅雨の時期が僅か13日、2週間足らずで終わってしまったと思えば、「梅雨の戻り」とも思えるような先週までの連日の雨、雨、雨。そして熱中症や新型コロナ感染症第7波の脅威、夏本番の最中、日々油断することなく過ごしていきたいものです。
さて、今回は前回のブログ内容「目指せ リハ多機」の続きです。
ブログの内容の文言の「リハ多機」や「機能訓練」の言葉がよく出てきます。
私個人的には普通にリハビリや機能訓練とその時々に特別意識しての使い分けをしていないのが現状ですが、実はリハビリテーションとは「医師の処方(指示)」に基づいて行う訓練、治療を言い、より専門性の高いものとなります。
一方で機能訓練とは基を辿ると介護保険法第一条に由来します。(介護保険法引用)
第一条 この法律は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。
機能訓練とは日常生活の維持や改善を目的に行われる活動のことで、主に歩行訓練、関節可動域訓練、誤嚥予防のための体操、ラジオ体操、マッサージ、脳トレ、口腔体操 などです。
以上を考えるとリハビリテーションの方がより効果的でハイクオリティと考えてしまいますが、人の本来の動作根底の延長線上に機能訓練が存在していると考えると基本動作的な効果のある機能訓練も大切といえます。
私たちがいま取り組んでいるのは「機能訓練多機能」⇒「機能多機」となります。
いずれにしてもご利用者様や我々介護従事者の為に、そしてリハビリや機能訓練の実施負担が大きくならないように早期のうちから取り組むことの必要性を職員個々が理解し、ご利用者様には楽しく取り組んで頂き、その結果が何らかの形で実を結ぶよう飽きの来ない楽しい機能訓練を提供したいと思っております。
「機能多機」やはり「リハ多機」の方がカッコいい。
そんなこんなでこの暑い夏も元気に乗り切っていきたいと思います。
それでは今回はこの辺で失礼します、お元気で。またお会いしましょう。
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