2022年6月

目指せ 「リハ多機」

  • 2022.06.16
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様、こんにちは。津地区小規模多機能型居宅事業担当の田中です。

 

今回は小規模多機能事業のサービスにもあります機能訓練の取り組みの内容をアップします。

 

当事業所(第二美杉小規模多機能型居宅介護施設)では美杉クリニックを併設している強みと施設周辺環境を生かし、ご利用者様に有効な機能訓練を提供し、安全に、そして安心してご自宅での生活を送っていただけるよう身体機能や生活機能の向上のため、機能訓練に特化した小規模多機能を目指していきたいと思います。

 

 

名付けて「リハ多機」です。

 

 

ここで小規模多機能の機能訓練について簡単にご説明いたします。

生活機能向上連携加算(Ⅰ)(Ⅱ)を算定していない事業所では自らが行う機能訓練(通いサービス、宿泊サービス時に提供、訪問サービスでは自宅にて提供)がありますが、専門職の関わりがない事業所においては看護職員や介護職員において実施している状況が多いかと思います。そのような場合でも次に掲げる内容であれば事業所の職員でも取り組むことが可能であります。

 

 

 

 

機能訓練の内容

Ⅰ.身体機能」の維持・向上を目的とした機能訓練
「しっかり歩けるようになりたい」「腕を上げられるようになりたい」などのご要望をお持ちのご利用者様に、歩行訓練の付き添い見守りやリハビリ体操の実施により行います。

Ⅱ.「生活機能」の維持・向上を目的とした機能訓練
「一人でお風呂に入れるようになりたい」「週に1回、温浴施設に行きたい」などのご要望をお持ちのご利用者様には、日々、入浴介助での支援の中から実践的な訓練を行います。

ご利用者様ごとの具体的な生活パターンや地域行事に関わる行為などを目標に設定し、日常生活における生活機能の維持・向上を図ります。

 

また、国際生活機能分類(ICF)の構成要素の3項目について
①体の働きや精神の働きである「心身機能」
②ADL・家事・職業能力や屋外歩行といった生活行為全般である「活動」
③家庭や社会生活で役割を果たすことである「参加」

とあります。

 

当事業所のご利用者様はに重きを置いて取り組む必要がある方、また、地域柄の領域で生活されている方も多くいらっしゃいますが、ICF構成要素も目標値に置きながら、事業所の今の目標値はから取り組んでいきます。

 

 

と言う訳で早速取り組んでおります。

 

 

 

 

少しずつ、そして、確実に。

 

勿論、四六時中機能訓練ばかりをしているわけではありません。

気分転換のためにもこんな事もやっております。

どうです。可愛いでしょ。

これだけではありません。

今までに作っていただいた作品です。ご利用者様のご自宅玄関に飾ってある作品を許可得て撮らせてもらいました。

 

 

 

機能訓練の「静」と「動」。

創作レクリエーションやおやつ作り等で気分転換を図りながらの静の機能訓練。

無理なく積極的に行う動の機能訓練。

第二美杉小規模多機能は「リハ多機」を目指します。

 

それではこの辺で失礼いたします。またお会いしましょう。お元気で。