地域の秋の風景と季節行事
- 2021.12.10
- 高齢者福祉
- sensin
皆様、こんにちは。津地区小規模多機能事業担当の田中です。
冬らしい寒さがやってきました。長期予報では今年の冬は昨年より寒くなるとか?新型コロナ感染症再拡大やインフルの事も気になりますが、いずれにせよ感染症予防対策と体調管理には今まで以上にやっていくしかないのであり、栄養と休養、運動をバランス良くとってこの冬を乗り切っていきたいと思います。
さて、今回お届けする話題は地域の秋の風景として目に入った「紅葉」と美杉町八知と下之川にあります仲山神社の初冬の例祭についてです。
美杉町の中山間地域において紅葉スポットは沢山ありますが、取り立てての絶景スポットと言えば美杉町竹原にある君ヶ野ダム湖周辺でしょうか?
昨年の紅葉はとても綺麗であったことを今でも思い出します。
今回は清流八手俣川の最上流部にある丹生俣の素朴なモミジが目についたので写真に収めました。
百人一首の歌に「奥山に 紅葉踏みわけ鳴く鹿の声きく時ぞ 秋は悲しき」
人里離れた奥深い山において雌鹿を求めて雄鹿の鳴く声を聞いた時、秋は悲しきものと詠まれておりますが、現代において鹿は奥山に限らず目にすることが多くなりました。悠久の昔よりこの季節になると紅葉を踏み分け人里離れた所では自然の息遣いを感じる事が出来るかも知れません。
晩秋の頃、個人的には大好きな季節です。
次に2つの仲山神社の例祭。
新嘗祭、稲の収穫を祝い,神に感謝し,来たるべき年の豊穣を祈願するお祭りです。
八知の仲山神社
下之川の仲山神社
それぞれの地域のご利用者様にお伺いすると
「昔は今の様に何かしらの楽しみなどなくて、村人が沢山集まる機会としての祭りは賑やかなものでした。お供え物やその御下がりとして「御供=ごくう」さんをもらい受け食べたものです。」
ご存じの方は懐かしい響きと思われるかも?
秋は収穫、味覚の季節であり2つの神社の格式、地域の人々の思いも同じであると思います。人口減少の現実に目を向けながら地域の伝統を守っていこうとする方々に敬意を表します。
今年はこれにて失礼します。まだ、早い事ではありますが、皆様、健康に留意し良いお年をお迎えください。
ごきげんよう。
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