ヘルパーの車窓から Vol.11『映画って本当に良いものですね』
- 2021.11.01
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは。
ふたみ訪問介護ステーションです。
ふたみシルバーケア豊壽園の非公認町ブラ企画、『ヘルパーの車窓から』今回もお送りしていきます。
案内人はおなじみ小田桐ヘルパーです。
今回、ご紹介するのはこちら。
伊勢古市参宮街道資料館です。


古市(ふるいち)町は、参宮街道の外宮・内宮の中間に位置し、江戸時代には、伊勢神宮の参拝を終えた人々が立ち寄り歓楽街として栄え、江戸幕府非公認ながら江戸の吉原・京都の島原と並んで日本三大遊郭に数えられるほどでした。
また、江戸や上方の役者の登竜門として知られた「伊勢歌舞伎」発祥の地でもあり、芸能の町として有名でした。
その後、明治期にはかつての繁栄は陰りを見せますが、明治30年、日本に初めて映画が輸入され、大阪で初興行されます。同年の伊勢での初興行が、ここ古市の芝居小屋「長盛座(ちょうせいざ)」でした。
映画は歌舞伎などに代わる娯楽として普及し、昭和30年代には10軒以上の映画館が軒を並べたそうです。
そんな映画文化の興隆と映画館の歴史、伊勢にゆかりのある映画の特集など、映画にまつわる資料を展示した企画展「伊勢のシネマ」が、24日まで開催されていました。
ということで、実際の館内の様子はこちら。
戦前の無声映画から、戦後の映画黄金期のものなど、劇場が発行したチラシです。
また、伊勢の三重県立第4中学校(現在の宇治山田高等学校)出身の映画監督、小津安二郎の作品にスポットを当てた特集も組まれていました。
往時の隆盛を偲ばせる、伊勢の映画館。


こちらでは伊勢志摩にゆかりのある映画を特集しています。往年の作品から近年のものまで、伊勢志摩が舞台になったもの・伊勢志摩でロケをしたものと両方を扱っている感じでした。
左は2020年公開の『弱虫ペダル』。伊勢志摩スカイラインでロケをしているところをファンの方がたまたま目撃し、SNSに投稿したことで話題になりました。小田桐ヘルパーイチ推しのキンプリ永瀬廉くん主演です。
右は伊勢市を舞台にした東海テレビ制作のドラマ『おかえり~とこわかの町・伊勢~』。フィギュアスケートでもすっかり有名になった本田望結さんが主演です。筆者イチ推しのイケメン俳優、桐山漣さんも出演しています。


さて、これらの画像に写っている作品には、ある共通点があります。
それはなんと、小田桐ヘルパーのご主人が、出演している作品なのです!!
と、言っても、エンドロールにクレジットされない、いわゆるエキストラでの出演になります(^^)
子どもの頃から映画が好きで、映画館でいろんな映画を観て、制作にも興味があったというご主人。
それがたまたま、伊勢の高校のグランドで『逆境ナイン(玉山鉄二×堀北真希)』のロケ現場を目撃し、興味が湧いてエキストラ募集に応募するようになったそうです。
そして数年後、『ガメラ~小さき勇者たち~』の志摩での撮影エキストラに応募し、見事デビューを飾ることになりました!
※ガメラが名古屋に運ばれていくシーンの野次馬役で、大王の小学校の歩道橋で撮影したそうです。ガメラと言えば特撮映画、何もない空間に特撮シーンを後から合成するので、さもそこに本当にガメラがいるかのようにリアクションしなくてはなりません。デビュー作にしてはハードル高いですね!(笑)
それからどっぷりハマり、様々な映画に出演するようになったとのこと。
好きこそものの上手なれと言いますが、子どもの頃の夢を実現した情熱と行動力、素晴らしいですね!
いかがだったでしょうか。
伊勢志摩って、けっこう色んなロケ地に選ばれてるんです。あの有名な作品が、身近なところで撮影されてたりして、びっくりします。興味のある方は、調べてみると面白いかもしれませんよ!
昔は伊勢にも映画館がたくさん並んでいて、そういえば最近めっきり見かけなくなったな…と少し寂しく思います。
コロナ禍の自粛で長いことご無沙汰ですが、久しぶりに映画館に足を運んでみたくなりました。
それでは次回もまた、よろしくお願いします。ありがとうございました!
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