2021年7月

医療ソーシャルワーカー「MSW」「Sensin NAVI NO.625」

  • 2021.07.09
  • Sensin NAVI
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。

今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその625」となります。

 

 

 

 

 

 

 

・・・今回のお題は!医療ソーシャルワーカー「MSW」「Sensin NAVI NO.625」をお送りします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「MSV?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガンプラじゃないぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「メディカルソーシャルワーカーっすね・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰だ!?」なんか見たことあるぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは!「Sensin NAVI NO.625をお送りします。

 

 

今回のお題であります医療ソーシャルワーカーですが、MSWとも称されるもの。

MSWは、Medical Social Workerの略称で、保健医療分野におけるソーシャルワーカーです。

 

主に医療機関を舞台に、

『疾病を有する患者等が、地域や家庭において自立した生活を送ることができるよう、社会福祉の立場から、患者や家族の抱える心理的・社会的な問題の解決・調整を援助し、社会復帰の促進を図る』

 

ことを目的とした、専門職を言います。

 

医療ソーシャルワーカーの歴史は、19世紀末から20世紀初頭にかけて、英米の貧しい労働者階級への対応策として誕生したと言われています。

日本においては1929年、アメリカで学習を終えた浅賀ふさ氏が聖路加国際病院ではじめて導入しています。そして戦後の日本において、貧困者や結核患者を主な対象とした入院援助や医療費問題などに対処する専門職として活躍していきます。

 

当初は公立病院が主でしたが、次第にその存在と役割は浸透・派生し、民間の医療機関にも広く展開していくことになります。

なお、1953年には日本医療ソーシャルワーク協会が設立されています。

昨今では2000年には介護保険制度がスタートし、ケアマネジャーとして活動する医療ソーシャルワーカーも登場するようになり、その活躍の範囲と期待は大きいものとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そんな医療ソーシャルワーカーの具体的な業務は以下のとおりです。

社会福祉の立場から患者やそのご家族の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る業務を行います。

 

 

1. 療養中の心理的、社会的問題の解決、調整援助

2. 退院援助

3. 社会復帰援助

4.  受診や受療援助

5. 経済的問題の解決、調整援助

6. 地域活動

 

大半は、社会福祉系大学等の専門教育を修了した者が病院等で上記の業務に従事しています。また最近では社会福祉士・精神保健福祉士等の国家資格取得者も増えてきています。

とりわけ地域福祉、地域医療の推進が謳われており、国は地域包括ケアシステムの構築を目指しています。そんな中でも、こうしたMSWは、地域との架け橋としての期待されており、ますますその存在と役割が重要視されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、医療ソーシャルワーカーは法律などで特に定められているものではありませんが、病院あるいは介護老人保健施設などで働く医療ソーシャルワーカーの業務内容については、

1989年に厚生労働省から通知された、「医療ソーシャルワーカー業務指針」がその根拠として位置付けられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「深い…いわゆる介護で言う相談員的ポジションだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上!医療ソーシャルワーカー「MSW」「Sensin NAVI NO.625」をお送りしました。

それではまた。