栄養とLIFE「Sensin NAVI NO.623」
- 2021.07.06
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその623」となります。
・・・今回のお題は!栄養とLIFE「Sensin NAVI NO.623」をお送りします!
「栄養とLIFE?また変わったテーマね・・」
「いや、大事な話だ。いまやリハビリや栄養はすべてLIFEだ」
「これからの3年でまた一気に進みそうですね・・・」
「そのとおりだ!」
それでは!「Sensin NAVI NO.623」をお送りします。
今回紹介しますのは、
「栄養とLIFE」についてのお話となります。
介護保険制度には入所系や居宅系など様々なサービスがありますが、サービスを実施する内容も実に多いです。
直接的な介護や医療、リハビリテーションなどがそうですが、介護に着目しても「食事」「排せつ」「入浴」とそれぞれの動作別の支援があるわけです。
これまでの介護保険制度は、主に介護や医療に重点を置かれたものでしたが、最近では特に「自立支援」「認知症予防」に力を入れています。
その中で必要な要素のひとつとして今注目されているのが、「栄養」と「口腔」です。
今回はその前者である「栄養」について、新たに国が推進する科学的介護との関係性を紹介していきます。
栄養に関しては、令和3年度の法改正を経てまた大きく見直されました。
施設系の栄養マネジメント加算が廃止され、運営基準に包括化され、新たに栄養マネジメント強化加算が創設されています。
居宅系においても、通所系を中心にアセスメントやスクリーニングに係る加算の新設や見直しが図られています。
それら加算の多くには、LIFEとの連動が要件として位置付けられ、
科学的根拠に基づくデータ収集と提出、それらデータに基づくフィードバックなどが求められるわけです。
今回はそのうちの栄養マネジメント強化加算とLIFEについてお話します。
LIFEの登録や手続きについては、これまでのNAVIでも紹介したり、厚労省のHPでもその取り扱いや注意点が多く発出されています。
栄養マネジメント強化加算においては、低栄養レベルや栄養補給量などの様々な栄養に関する情報をLIFEに提出する必要があります。既存の請求ソフトからCSVに変換して提出する方法や、LIFEに直接入力する方法がある中、それぞれ提出すべき必要項目についても、具体的にその取り扱いが発出されているわけです。
今回はその取り扱いについての詳細をお送りしたいと思います。
これからLIFEの活用、栄養マネジメント強化加算を算定しようとしている方々は是非参考にしていただきたい内容となります。
まずはそのLIFE連動に必要な提出項目を紹介します。
①低栄養のリスクレベル
②身長・体重・BMI
③3%以上の体重減少
④血清アルブミン値
⑤褥瘡
⑥栄養補給法
⑦栄養補給の状態
⑧摂取栄養量(現体重当たり)
➈提供栄養量(現体重当たり)
⑩必要栄養量(現体重当たり)
⑪嚥下調整食の必要性、食事の形態(コード)、とろみ
⑫食事の留意事項の有無(療養食の指示、食事形態、嗜好、薬剤影響食品、アレルギーなど)
⑬本人の意欲
⑭食欲・食事の満足感
⑮食事に対する意識
⑯多職種による栄養ケアの課題(低栄養関連問題)
⑰総合評価
⑱サービス継続の必要性
・・・の計18項目が提出データの必須となります。
これらすべての入力が求められるわけで、何度も言いますが紙媒体での提出ではありません。
LIFEへのデータによる提出にて成立するもの・・・それが要件のひとつなわけです。
今回は一旦ここまでで、次回version.2ではその詳細をお伝えしていきたいと思います。
「なかなかの項目数だ!」
以上!栄養とLIFE「Sensin NAVI NO.623」をお送りしました。
それではまた。
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