梅雨明けを前にして
- 2021.07.04
- 法人
- sensin
みなさん、こんにちは。法人本部経営企画室の長岡です。
7月に入り、梅雨空のどんよりとした重苦しい雲が一層厚みを増し、蒸し暑く鬱陶しい日々が続いておりますが、いかがお過ごしのことでしょう。
沖縄県をはじめ全国各地でも、長雨や豪雨による災害が所どころで発生していますので、身の回りのことにも是非お気をつけください。
さて、7月の和名は、ご存知のように「文月(ふみづき)」で、前後の「水無月(6月)」や「葉月(8月)」などに比べても、ちょっと変わった文芸的な名称となっています。
これには「文(ふみ)を広げてさらす月」という意味があり、七夕祭りなどに際して、短冊に詩歌や願い事を書き込み、笹に飾る風習を指しているそうです。
今年は特に「普段の日常生活を早く取り戻したい」というのが、どこのご家族にも共通の願いではないでしょうか。
ただし、毎年のことですが、7月7日はおよそ梅雨の只中ということもあって、雨の日が多いのも気掛かりではあります。
話は少し遡りますが、去る6月30日には、各地の神社で「夏越の祓(なごしのはらえ)」の神事に付随して、その厄払いの方法として「茅(ち)の輪くぐり」が執り行われています。
この夏越の祓は、12月の「年越しの祓」とセットで、6カ月に一度のケガレを落とすイザナギノミコトにも由来する伝統的な行事になりますが、それより何より、丑(うし)年の本年も、もう既に半年以上が経過していることに気づき、牛歩どころか脱兎のような歳月の流れの早さを感じ驚嘆した次第です。
近づいて ゆけば向日葵(ひまわり) 高くなる ( 作 ・ 石井 とし夫 )
田畑のあぜ道を散歩していますと、偶然ヒマワリの花に遭遇しました。花屋の店先以外でこんなにも早く、しかも梅雨空の下に佇立しているとは。
ヒマワリといえばどうしてもも、ムクムクと湧き立つソフトクリームのような入道雲を背景に、まぶしく降り注ぐ陽光に立ち向かっている象徴的なイメージになります。
それに対し、何となく場違いな感じがして少し近づいてみると、黄色い花の方でもあにはからんや、わずかに恥ずかしそうな表情が垣間見えてほほ笑ましくもありました。
ともあれ、これからは雨後の緑も一層深く感じられる一方、本格的な夏に向けて気温もウナギ登りに上昇していきます。
くれぐれも熱中症にならぬようマスクの着脱にも気を使いながら、それこそ「安全安心」に、本格的な夏を乗り切っていきたいものですね。では、また。
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