梅雨と麦秋。
- 2021.05.28
- 法人
- sensin
みなさん、こんにちは。法人本部経営企画室の長岡です。入梅の候、どんよりとぐずついた日々が続いていますが、いかがお過ごしのことでしょう。
今年は、遠くインド洋の海水温が例年よりも高目であることから、その上空の偏西風が大きく蛇行し、それによって、太平洋高気圧がより強く張り出して、梅雨前線を南から北へと押し上げる形となり、この東海地方は、早くも、この5月16日に梅雨入りと相成っております。
1年で最もすがすがしいと思える新緑の季節をヒョイと飛び越え、シトシトと降り続く長雨に、皆さんも閉口されているようですが、わが家でも、普段ベランダにある物干し台が、既にリビングのテレビの横へと移動し、多くの洗濯物の重みに2本の腕をたゆませながら、周りの景観と調和することなく鎮座し続けています(笑)。
ムシムシじめじめとは言っても、雨の日はそれなりの楽しみ方があるのではと思い、いろいろ調べて実践しようと試みましたが、「普段読まない本を読んでみる」にしても、「お家で手軽に映画鑑賞」や「手の込んだ料理に挑戦」、あるいは「今こそ断捨離で部屋の片づけを」などなど、もうお気づきのように、去年から今年にかけては、コロナ禍の巣ごもり生活の中で、皆さんが大なり小なり実践しているものばかりで新鮮味もなく、余計にイライラが募っていませんか。
そんな歓迎されざる梅雨であっても、ときたま陽光に恵まれる中休みの日は、本当にありがたいですね。空の色も水蒸気の潤いを含んでいるからか、染み出してきたような濃い水色が白い雲を浮き上がらせ、まるで綿菓子のようにも見えます。
一方、郊外のあぜ道を散策すると、田植えの終わった水田に隣接して、所どころ黄金色の麦畑が広がり、その麦の穂を薫風にたなびかせています。
けさもまた 雨うとましや 麦の秋 (久保田万太郎・作)
「麦秋(ばくしゅう)」とは、麦が実り収穫期を迎えた初夏の今頃の季節のことを意味し、麦にとっての収穫の「秋」であることから名づけられたのだとか。
いずれにしても、麦といえば一番に連想されるのは、何といってもビールになりますね。ぜひコロナ禍が落ち着き、仲間とともにジョッキを傾ける夏が早くやって来るといいのになぁ、と思うこの頃です。では、また。
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