2021年3月

最終回!!4月を迎えるあなたへ・・・ 前編

  • 2021.03.24
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

*今回は前置きと3月のショートステイ、あとがきの

 3部構成のみとなっております。

 楽しみにしてくださった方には申し訳ありません。

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

伊賀ショートステイのオムライス大好き君です。

もうそろそろ3月を終え、1つの区切りを迎える方が

多くいらっしゃるかと思います。

学校を卒業される方、定年を迎え、退職される方など。

そして4月を迎えることで生活が一変される方も多く

いらっしゃるかと思います。

学校を進級される方や入学される方。学業を終え、新社会人として

一歩を踏み出される方など。

これだけ多くの方々がこの節目をもって新たな世界へと

旅立たれるのです。

誰しもが経験することではありますが、この経験はとても貴重であり、

自信につながる一つのきっかけなのではないかと私は思うのです。

当たり前のことですが、

ステップアップするには、まず準備が必要なのです。

例えば、試験を突破するには、日々の演習と対策が必要ですし、

仕事に就くには、まず仕事探しから始め、自分のスキルと条件が

一致していることを確認し、その会社の採用試験の対策が必要です。

これらは社会人である方なら必ず1度や2度経験されているかと思います。

そして準備の後は、一歩足を踏み出せるか自分自身というわけです。

どれだけ準備をしても本番で生かされなければ意味がありません。

簡単な例えとして

『あなたはこれから富士山の登頂を計画しました。

登頂に必要な物資を買い揃え、また体力を鍛えるため、

日々ジムに通い、準備に怠りがない生活を送っていました。

そして登頂計画していた今日を迎えましたが、突然不安を覚えました。

「もし登頂できなかったらどうしよう。」といった恐怖に負け、

富士山登頂計画が頓挫しました。』

皆さんもこれに似た出来事はございませんか。

私は、あります。

この例えのように準備をどれだけしたとしても

いざ行動するとなると緊張や恐怖で足が突然すくみ、

思うように動かなくなるのです。

たとえここで親などに背中を押され一歩踏み出したとして、

本当にスムーズに歩を進めることができるでしょうか。

答えは否です。

重要なのは『自分自身で』ということです。

例えば誰かに軽く背中を押されたらどうなりますか。

自分が意識する前に危険を察知し、勝手に足が出るという方が

多いかと思います。

それと同様で親、またはそのほかの圧力で無理やり

進めさせられた一歩で本当に成果が出せるでしょうか、

いや出せません。

そして挙句の果てには、親を八つ当たりしたりし、

後悔とやるせない気持ちに支配されます。

正直自分にもこのような時期がありました。

あれから何年かたっていますが、今でも後悔していますし、

申し訳ない気持ちが残っています。

しかしどうすればその1歩を自分自身の力で

スムーズに踏み出すことができるのかと考えているとき、

あるサイトに行きつきました。

そのサイトに書かれていたことを要約すると、

「目標が小さすぎて失敗しようがない行動を継続するべきだ。」

ということです。

例えば、目標を

『毎日100回の腹筋を継続する』

とします。

皆さんはこの目標を実現できそうですか?

正直私はできません。

目標を決めた日から毎日、腹筋を100回もする

モチベーションが保たれるとは、到底思わないからです。

できない方も少なくないかと思います。

そしてこう思うはずです。

「なぜこんなこともできないのか!!」や

「なんて自分はこうもダメなんだ!!」といった

自分を責める思考に至るわけです。

ではどうすればいいのか?

簡単なことです。

目標を失敗しようがないほどに引き下げるだけでいいのです。

では上記の目標をこのように変えてみましょう。

『毎日腹筋1回継続する。』

たったの1回とか効果ないのではと思われる方も

いらっしゃるかと思いますが、重要なのは継続です。

皆さんも日々の生活で無意識に継続していることがたくさん

あるかと思います。

例えば「朝起きたら歯磨きをする」であったり、

この時期ですと「外へ出るときはマスクをつける」

といったものがあげられます。

ではなぜこれらは無意識に継続できるのか?

それは、習慣化されているからです。

皆さんもそれぞれに組み込まれた習慣があるかと思いますが、

もしその習慣が突然実行できなくなってしまったら、

とてつもない違和感と不安を覚えるかと思います。

それほど習慣化というのは、1日の生活において

重要な立ち位置にあるのです。

ということは、自分が決めた目標を1日の習慣に

組み込めばいいのではないかと考えられますが、

そう簡単にうまくいかないのです。

なぜなら習慣化させるには、

とても時間を有するためだからです。

要するに、自分が決めた目標が継続できないようなもの

ならば、いつまでたっても習慣化されず、

逆に目標が小さすぎて失敗しようがないため継続できてしまう

ようなものならば、いつの間にか習慣化されているということです。

一度習慣化してしまえば、もろくて崩れやすい

モチベーションに頼らず、「行動したい」という

自分の意思で行動できるため、

「1日の腹筋を10回に増やそう!」や

「スクワット、腕立て伏せも追加しよう!」

といった目標の追加も容易にこなすことができるのです。

どんな小さな目標でも自分自身の力で継続し、

習慣化させることで、自分の自信にも繋がりますし、

活力の向上も担うことができます。

まとめると、1歩をスムーズに進められる自信は

「小さすぎて失敗しようがない目標」

自分自身の力で継続し、習慣化させることで

構築されていき、その自信と「行動したい」という

自分の意志とが合わさることで、より気分に流されない

型がはまった生活が送れ、ステップアップできるのです。

 

ここまで多くのことを述べさせていただきましたが、

来年度よりまた違った環境、生活を迎えられる方は、

期待と不安を寄せられているかと思いますが、

ぜひともその踏み出された1歩を忘れないでいただきたいと思います。

その1歩がスムーズに行こうが行かまいが、

歩を進めている間々に今回述べさせていただいたことを

思い出していただき、実践していただければなと思います。

 

それでは前置きはこれくらいにしまして

今回もショートステイについて3月をメインにご紹介していきたい

と思いますがご紹介は後編で!

後編はこちら!