ヘルパーの車窓から Vol.2『幻の宮』
- 2021.03.06
- 高齢者福祉
- sensin
皆さまこんにちは。
ふたみシルバーケア豊壽園訪問介護ステーションです。
毎日、暑くなったり寒くなったり気候が安定しない日々が続いていますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。
『ヘルパーの車窓から』第2回となる今回は、休日のうららかな陽気に誘われて、お隣の明和町に足を運んでみました。
伊勢志摩観光案内、というほど大げさなものではありませんが、おすすめの観光スポットとして、お出かけの際の参考に、お役立てください。
特派員はふたみヘルパーステーションの世界ふしぎ発見!ガールこと、小田桐ヘルパーです。
『さいくう平安の杜』。
発掘調査から発見された斎宮跡の建物を、当時の位置そのままに再現した施設です。
斎宮は、昭和48年からの大規模な発掘調査で、ここ明和町の中心が跡地であることがわかりました。
かつては『幻の宮』として語り継がれるだけの存在でしたが、近年の調査で、平城京を模した広大な都市計画が成されていたことがわかり、斎王やそれに仕える多くの役人も居住していたと言われています。
斎王とは、天皇の代わりに伊勢神宮の天照大神に仕えるために派遣された皇族女性のことです。
未婚の親族から選ばれ、都から遠く離れたこの斎宮で暮らしていたと言われています。
また明和町では毎年、斎王が都から斎宮御所へ向かう行列を再現した『斎王まつり』が開催されています。
この行列は、斎王やそれに仕える女官や従者など120名あまりで構成され、その役柄を一般公募していることが見どころとなっています。
※2021年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、残念ながら開催中止が決定しています。
こちらは、斎宮全体の姿をミニチュア模型で再現した、「10分の1史跡全体模型」。
近鉄沿線から見えるので、ご覧になったことがある方もみえるのではないでしょうか?
精巧に作りこまれていて、見ごたえがあります。気分は怪獣かウルトラマンです(笑)
『ヘルパーの車窓から』では、これからもちょっとしたお出掛けリポートなどをお届けしていきたいと思います。
皆さまもお出かけの際は感染対策をしっかり行って、お楽しみください。
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