介護職員の義務化「認知症介護基礎研修」とは?「Sensin NAVI NO.539」
- 2021.02.25
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその539」となります。
・・・今回のお題は!介護職員の義務化「認知症介護基礎研修」とは?「Sensin NAVI NO.539」をお送りします!
「介護職員の資格義務化ね・・・」
「そうだ!一定の経過措置はあるがな」
「計画的に取得していかないといけないですね・・」
「そのとおり!」
それでは!「Sensin NAVI NO.539」をお送りします。
さて、いよいよ間近に迫る法改正。
具体的な解釈通知やQ&Aなどが待たれる中・・・・。
新たな基準や加算に対応すべく、全国の各事業者はいままさにその読解に努めていることかと思います。
先日厚労省は、介護保険施設等に従事する、いわゆる「介護職員」についての見直しを決定しました。
それは「無資格者」=「介護職員」としてみなされない・・ことになります。
介護職員についても、一定の資格若しくは研修受講を義務付けたわけです。
経過措置、あるいは猶予措置は設けられましたが、全国の事業者はその間の対応が迫られることになります。
これまで、特別養護老人ホームや有料老人ホーム・グループホームなどの施設系・入居系サービスや、デイサービスなどの通所系サービスでは無資格者でも勤務し、サービス提供することが可能でした。訪問系では訪問入浴は看護師は必要ですが、オペレーターやケアに関しては無資格者でもサービス提供ができます。
現場で活躍している無資格の介護職員はたくさんいたわけですが、それを一律義務化するのが今回の改正となります。
介護労働安定センターの介護労働実態調査によると、介護の現場で働く無資格者は全体の6.1%ということがわかっています。
なお、有資格として数えられのは介護職員初任者研修や実務者研修のほか、介護福祉士、社会福祉士などとなります。
また看護師や准看護師、介護支援専門員も含まれるそうです。
無資格の介護職員が増えているのかといえば、実際のところは大きく変わりません。
無資格の介護職員の割合は5%程度でほぼほぼ推移しているようです。
介護の資格として、まず初級とされているのが、「介護職員初任者研修」です。
かつてのホームヘルパー2級研修と比較すると、カリキュラムも大きく変わりましたが、
自治体や法人による資格取得助成が充実しています。条件付きですが、無料で受講できる地域もあるそうです。
そんな中、今回の法改正を経て、無資格の介護職員には研修を義務付けることを決定しました。
認知症介護基礎研修のカリキュラムは6時間。認知症の人の理解、対応の基本、ケアの留意点などを学習する内容となっています。
厚労省はこのほか、受講者の負担に配慮して研修を全てeラーニング化する意向もあわせて示しています。
さてそのeラーニングですが、英語で e-learning, electronic learningと言います。
情報技術を用いて行う学習や学びのことを指します。
さて、そんな認知症介護基礎研修ですが、
ちなみに介護職員初任者研修の「認知症の理解」の科目が6時間となっています。
それと同様の内容となりますゆえ、比較的要する時間としてはそう多くはありません。
国が示すe-ラーニングが如何なるものか?
経過措置3年間の間でどう普及し、展開していくのか、
私たちは注意深く動向を追っていく必要があると言えます。
以上!介護職員の義務化「認知症介護基礎研修」とは?「Sensin NAVI NO.539」をお送りしました。
それではまた。
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