誓いも新たに
- 2021.01.16
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは。
2021年が幕を明け、早くも2週間が過ぎました。
今年は、様々な事情により正月太り・顔のむくみ防止を掲げ、暴飲暴食を我慢しました。
ふたみシルバーケア豊壽園の武藤です。
結果?それは聞かないで下さい…
さて、今回のお題は、先日1月10日(日)、私たちの施設がある地元二見町三津地区にある稲生神社新年祭典にご招待いただきましたので、伊勢地区佐伯部長と出席させていただきました。
稲生神社は、明治42年に姫宮稲荷境内に合祀されて二見神社となっていましたが、昭和23年に分離して現在の境内に祭られた経緯があります。
当日は、厳かな雰囲気のなか、神事が執り行われました。
宮司様のお話のなかで、こんな話がありました。
『2011年に発生した東日本大震災を境に、人々のなかで〝絆” また ”ふれあい” という言葉が定着してきた。
しかし、現在の世の中は、コロナウイルス感染拡大を受け、ソーシャルディスタンス、密を避けるなど相反する言葉が定着しつつある。
しかし、人と肩をたたきあったり、話をしたり関わりを持つことだけがふれあいではない。
離れていても周りの人々のことを想い、自分が役にたてることを考え、祈るということも、立派な ”ふれあい”である。』
なんともハッとさせられる内容でした。
人々が互いに力を合わせ、信頼を寄せあい絆を育むことがなければ、あの大震災からの復興はなしえなかったことだと思います。ですが、新型コロナウイルスには、まるで人々の信頼と絆を試しているかのような、特徴的な性質があります。それは、感染したからといってただちに症状が顕れるとは限らない不顕性の高さです。気が付かないうちに自分が保菌者になり感染を広げているかもしれない、あるいは周りにいる誰かがすでに保菌しており、すれ違うだけで感染してしまうかもしれない。そんな思いから誰もが疑心暗鬼に陥り、独りよがりな考え方に走ってしまう人も少なくないと思います。
ですが、このような状況でも懸命に業務に取り組む医療従事者の方々(私たち介護従事者もそうですが)、あるいは外出が制限される中で人々の生活を支えているインフラ業・流通関連の方々などがみえます。私たちの生活は多くの人々の努力に依って支えられていること、私たちは決して独りでは生きていけないのだということを改めて考えさせられます。
今年も1年、周りへの感謝の気持ちを忘れず、自分ができることをしっかり考え、頑張っていきたいと改めて心に誓いました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
それでは、また!
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