臨床心理士と公認心理師。「Sensin NAVI NO.478」
- 2020.12.25
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその478」となります。
・・・今回のお題は!臨床心理士と公認心理師をお送りします!
「臨床心理士・・・公認心理師?」
「資格の説明だな!」
「大事な資格のひとつですよ、それぞれ・・・」
「知ってるわい!」
それでは!「Sensin NAVI NO.478」をお送りします。
まずは!
公認心理師は、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。
(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供
一方の臨床心理士ですが、公益財団法人の「日本臨床心理士資格認定協会」が認定している民間資格。
1988年以来、2018年4月1日の時点で約34,000名が臨床心理士として認定を受けています。
この資格は、いわゆる臨床心理学の知識や技術を用いて心理的な問題を扱う専門家を言います。
内閣府が認可する「公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会」が資格認定しています。 文部科学省が実施する「スクールカウンセラー」として派遣されるなど、様々な領域で活動できる資格です。
なお、臨床心理士には5年ごとの更新義務があります。これはケアプランを主に担うケアマネジャーと同様です。
さて、前述した公認心理師は、2015年に成立して2017年に施行された「公認心理師法」にもとづく国家資格。
2018年に第1回の試験が行われたばかりの、まだ新しい資格となります。
では公認心理師と臨床心理士とではなにが違うのか?
実は明確に区別することは現状困難とされています。
いずれも5領域といわれる[医療・教育・産業・福祉・司法]という複雑な領域にまたがって働くことのできる資格で業務独占ではないこと。
つまりは公認心理師と臨床心理士のいずれかにしてはいけないものというものが現状ないわけです。
しかしながら、国家資格である公認心理師については、今後「公認心理師資格でないと出来ないこと」が多く出現する可能性が見込まれます。
例えば医療機関…。
診療報酬上は公認心理師資格を持たないで心理職として勤務していた者についても、新たに公認心理師としてみなす、いわゆるみなし規定が定められました。
みなし規定は、福祉の分野においても多数存在するもので、事実上「公認心理師が一定程度養成されるまで」の措置であることを明確に示すものと言えます。
つまりは、医療機関における心理士は、今後公認心理師が必須になることが見込まれることに紐付きます。
このように、様々な資格がある中、福祉分野においても介護福祉士や社会福祉士などの国家資格のほか、介護支援専門員など多くの専門職が存在しているわけです。
以上!臨床心理士と公認心理師をお送りしました。
それではまた。
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