都市型軽費老人ホームとは?「Sensin NAVI NO.465」
- 2020.12.13
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその465」となります。
・・・今回のお題は!都市型軽費老人ホームとは?をお送りします!
「都市型・・・?」
「む?悔しいけど聞いたことないぞ!!」
「僕はありますよ・・・」
「なぬ!??」
それでは!「Sensin NAVI NO.465」をお送りします。
まず今回の都市型・・・の前に、そもそもの軽費老人ホーム。
軽費老人ホームは、60歳以上で、自立して生活することに不安がある身寄りのない人、ご家族による援助を受けることが困難な人などが入居できる施設のこと。
制度上、老人福祉法で定められています。
今回はその軽費老人ホームについて紹介していきます。
まずは「対象者」です。
軽費老人ホームは、A型、B型、ケアハウスの3種類があります。0歳以上の方を原則としていますが、夫婦での同居を希望する方については、どちらかが60歳以上であれば入所することができます。
以下はそれぞれの体系をまとめたものとなります。
①A型・・・高齢等のため独立して生活するには不安がある方で、ご家族による援助を受けることが困難な方。
所得等の要件を設けている施設もあり。
②B型・・・A型の要件に加えて、自炊が可能な方。
③ケアハウス・・・身体機能の低下により自立した日常生活を営むことに不安がある方であって、ご家族による援助を受けることが困難な方。ケアハウスの居室は原則個室化されています。
次に「サービス内容」です・・・。
①A型・・・給食や日常生活に必要な便宜など(入浴の準備、緊急時の対応、相談など)
②B型・・・食事は自炊が原則。日常生活に必要な便宜など(入浴の準備、緊急時の対応、相談など)
③ケアハウス・・・給食や日常生活に必要な便宜などに加え、介護が必要になった場合には必要なサービスを受けることができます。介護保険制度下の特定施設入居者生活介護や訪問介護等の形態でサービスを提供します。
食事サービスの提供があるA型、自炊のB型、食事・生活支援サービスのついたケアハウス(C型)と、計3つのタイプがありますが、
A型とB型は新たには建てられない現状にあり、昨今減少傾向にあります。
今後はケアハウスに一本化の方向と言われています。
そのケアハウスですが、大きく「自立型」と「介護型」があり、どちらも比較的低い費用で利用でるのが特徴です。
さて、そんな軽費老人ホームですが、
都市部における急速に進む高齢化に対するものとして、いわゆる「都市型軽費老人ホーム」が最近増えてきています。
これは居室面積を狭くし、利用料を低く抑え、かつ低所得者を対象にしたもの、首都圏や近畿圏など特定の地域で始まっています。
この体系は、地価が高い都市でも低額で入居できるように、一般的な軽費老人ホームよりも基準が緩和されているのが特徴です。
入所定員は5名以上から20名以下で、面積も一人あたり7.43㎡以上となります。
人員基準については、管理者、生活相談員が各常勤配置(兼務可)が必要なほか、介護職員は常勤規定はなく常勤換算数1で良いとされています。
現在東京都を中心に多くのこの「都市型軽費老人ホーム」が整備されており、東京都等の条例のもと整備補助金の対象にもなっています。
以上!都市型軽費老人ホームとは?をお送りしました。
それではまた。
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