介護業界における「脱ハンコ」。「Sensin NAVI NO.444」
- 2020.11.22
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその444」となります。
・・・今回のお題は!介護業界における「脱ハンコ」をお送りします!
「脱ハンコ・・・?」
「ついにきたぁぁぁ!!まさにデジタル化に向けた布石!!」
「相変わらずの勢いですね・・・」
「勢い=行動力だ!!」
それでは!「Sensin NAVI NO.444」をお送りします。
いよいよ迫る介護保険制度改正。
これまでのNAVIでも、その制度改正に係る様々な審議状況をお伝えしてきました。
今回は、事務負担の簡素化及び効率化に向けた動きを紹介したいと思います。
数年前より議論されてきたもので、昨年度にもその運用に向けた指針や方向性を国は示しています。
一方でデジタル化への積極的推進を国の施策として大々的に発信しており、次回改正では具体的に見直されるものと予想されます。
・・・さて、そんな状況の中、
厚労省は「介護施設・事業所が自治体へ提出する指定申請、報酬請求に関する全ての書類について、押印を廃止する方針を決定」しました。
年内に通知を出して自治体に徹底を呼びかけるそうで、国で作成した各種書類の様式例に設けている押印欄も全て削除されるとのこと。
これまで必要とされたいわゆる「認印の廃止」は、私たちにとっても大きな変化をもたらすはず。
介護業界ひとつにとっても押印を伴う、必要な様式や書類がたくさん存在します。
データベースで進めたくても、押印が必要なことから、最低一度は紙媒体としてアウトプットしないといけません。
この押印廃止にて、少なくとも業務の簡素化や効率化に繋がるはずです。
押印廃止にて得られるもの、それはやはり「介護現場における事務負担の軽減、業務の効率化」。
国の施策に乗るかのように、私たち介護業界でも「脱ハンコ」が一気に加速することになります。
ちなみに押印廃止となる具体的様式がこちら!!
○ 指定(更新)申請書
○ 誓約書(申請者が法に定める全ての欠格要件に該当しないことを誓約する文書)
○ 介護給付費算定に係る体制などに関する届出書
ちなみに厚労省は、すでに上記以外のケアプランや各サービスの計画書、重要事項説明書などの同意についても、
ご利用者やご家族から得る押印についても、原則として不要とする方針を示しています。
今後の動向がますます目が離せない、そんな介護保険制度に関わる情報をお伝えしました・・・・。
以上!介護業界における「脱ハンコ」。をお送りしました。
それではまた。
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