全集中!日本一優しいヘルパーステーションを目指して
- 2020.11.18
- 高齢者福祉
- sensin
こんにちは。
ふたみ訪問介護ステーションは今日も元気いっぱい営業中です。
のどかな田園地帯に居を構えるふたみステーションには、たまにこんな珍客が来訪することがあります。
!?
(望遠モードで撮影したので画像の粗さはご容赦ください)
食べ物を求めて山を下りてきたのでしょうか。
ちなみに人に危害を加えることはありません。
とは言え道端でばったり遭遇すると、やはり少し緊張してしまいます。
そしてこちらは、ふたみステーション所属のヘルパーY氏がお世話している、オカメインコの『ポポ』ちゃんです。
普段はもちろん鳥かごの中ですが、こうして毎日かごから出してスキンシップを繰り返しているうちに、すっかり慣れて今ではY氏の肩や頭にとまるくらいに懐いてしまいました。
人間の言葉はしゃべりませんが、音楽に合わせてリズミカルに鳴き声を発することができるそうです。いつかその様子を動画で撮影してみたいですね。
そしてそして、以前にも紹介したふたみステーションの看板犬、柴犬の『ウィン』ちゃんです。
もはや説明不要のかわいさですね。
こちらはトリミングとシャンプーを済ませた後、ツヤツヤの状態で撮影したところです。
とってもおとなしくて、トリマーさんも太鼓判を押すほどのお利口さんの『ウィン』ちゃんです。
あれ?
そういえばこの三匹の組み合わせって…
勘のいい方はもうお気付きですね!
そうです。今回のテーマはズバリ…
『鬼』です!
社会現象と呼べるほどのブームを巻き起こしている、『鬼』がモチーフのあの作品。
ヘルパーの訪問中、ご利用者様からも話題に上がることがあり、今や日本中で知らない人はいないのではないかとさえ思ってしまう『鬼滅の刃』です。
こんなオリジナルのキーホルダーを作ってみました。
これを付けていると、「それって、『鬼滅』?」と気付いてくださるご利用者様もみえ、コミュニケーションのきっかけ作りに一役買っています。
こちらは『鬼滅』のキャラクターをイメージした、手作りマスク。
主人公、炭治郎(下)と仲間の善逸(上)の衣装の柄がモチーフになっています。
※さすがにこれを着けてヘルパー活動に行くことはありません。
今ではけっこう入手困難?なぬいぐるみたち。
私たちの周りでも、今回のブームをきっかけに『鬼滅』のコミックを読み始めた(もしくはアニメを視聴し始めた)という人は多いですが、そのほとんどがこれまであまりコミックやアニメに触れる機会のなかった人たちという印象です。(お子さんの影響で見始めて、ハマってしまった!という声を良く耳にします)
それだけ『鬼滅』の物語が、万人の感性に訴えるものがあるということでしょうか。
『鬼滅の刃』といえば、もとは人間だった者が鬼になってしまい、鬼にもそれぞれに事情があり、それと対峙する主人公の優しさに心を打たれる、という感想を抱く方が多いようです。
そのため、「日本一慈(やさ)しい鬼退治」というキャッチフレーズで呼ばれることもあります。
鬼=悪と決めつけず、鬼となった相手にも優しさを見せ、向き合う主人公の心は、「罪を憎んで人を憎まず」の精神に通じるものがあります。
思えば、それは「憎むな・殺すな・赦(ゆる)しましょう」のフレーズで知られる『月光仮面』の時代から、日本のヒーローに連綿と受け継がれている共通の精神のような気がします。
ともすれば殺伐としがちな今の時代に、「慈(やさ)しい」ヒーローがブームの中心になるというのは、日々コロナ禍で仕事をする医療関係者・私たち介護職員にとっても、ひとつの救いのように感じます。
炭治郎のストレートな優しさを見習って、私たちもがんばっていきたいですね。
それではまた。
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