認知症デイとは?。「Sensin NAVI NO.438」
- 2020.11.15
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその438」となります。
・・・今回のお題は!認知症デイとは?をお送りします!
「認知症デイ?・・」
「地域密着型サービスのひとぉつ!!・・・だ」
「認知症対応型通所介護ですね・・」
「お!」
それでは!「Sensin NAVI NO.438」をお送りします。
認知症の方が住みなれたご自宅で生活を送るため、有用なサービスのひとつに、認知症対応型通所介護があります。
認知症の方を専門としたデイサービスで、一般に「認知症デイサービス」「認知症デイ」と呼ばれます。
このサービスですが、事業所の形態としては、以下の3類型に分けられます。
単独型:認知症通所介護施設を単独で運営
併設型:他の福祉施設に併設
共用型:認知症対応型共同生活介護(グループホーム)などの施設の一部を使って実施
認知症対応型通所介護は、利用者定員が12名以下となっています。
また、介護保険法に定める人員配置基準では、介護職員1人あたりの利用者人数は少ないので、一般の通所介護よりも人員体制が手厚くなっています。
認知症ケアとして、少人数での個別対応を実現する為に設けられたサービスです。通常の通所介護サービスですと、定員数も多く、どうしても大人数でのレクリエーションや共同作業が多くなります。認知症の方にとっては、そのような環境が落ち着かず、かえって興奮や引きこもりを起こすこともあります。
そうした方でも、少人数で、介護が手厚い環境で、穏やかに過ごすことが可能な場所、それが認知症デイの特徴です。
さて、そんな認知症デイですが、誰でも簡単に事業を運営できるわけではありません。
その要件のひとつに、事業所たる管理者は、都道府県で実施している認知症対応型サービス事業管理者研修を修了していることが義務付けられています。
ご利用者は、認知症の診断を受けた方や、自治体によってはそれに準ずる判断を受けた人が対象となります。
その為、認知症ケアに係る専門的な知識などが求められるわけです。
そして認知症デイは、「認知症対応型通所介護」として、地域密着型サービスのひとつに大別されます。
地域密着型サービスは、事業所のある市区町村が指定や指導監査を行い、ご利用者は原則として当該市区町村住民に限られます。
また、事業所の地域への透明性を高め、かつ地域と連携した運営やサービスを行うため、地域住民や団体に向けた会議を行うことが定められています。
それが俗に「運営推進会議」たるもので、地域との繋がりを大切に、その繋がりを保ち続けることを目的に定期的に開催されています。
最後に、サービスの利用条件を紹介します。
以下の3点が挙げられ、
・お住まいの市区町村の事業所であること
・要介護もしくは要支援の認定を受けていること
・医師による認知症の診断を受けていること
ただし、市区町村によっては近隣自治体と連携し、他地区の利用を認めていることもあります。
また認知症の診断以外でも他の手段を認めている場合もありますゆえ、ご利用を検討されている際には最寄りの行政機関や、介護の相談窓口等にまずがご相談いただければと思います。
以上!認知症デイとは?をお送りしました。
それではまた。
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