2020年11月

アクティビティケアって?

  • 2020.11.12
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様、こんにちは。津中部南地域包括支援センターです。

 

地域包括支援センターは、65歳以上の高齢者の様々なご相談に応じる総合相談窓口です。

その職員として、少しでも高齢者のお役に立てるようにと考え、

「アクティビティ インストラクター」の認定を取得してみました。

 

 

 

 

 

 

 

この認定は、所定のセミナーを受講しレポートを提出することで取得できるのですが、

新型コロナウイルス感染症の影響で約半年間延期され、最終的にオンラインでの受講となりました。

そして先月、無事、認定証を受け取ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このセミナーでは、介護予防・要介護者の生活の質を高める「アクティビティ ケア」の

基礎知識と実践的なスキルを学ぶのですが、ここで皆様に質問です。

 

あなたが好きなことや楽しいこと、幸せだと感じることは何ですか?

 

美味しいものを食べること、大好きな人たちとおしゃべりすること、

周囲の人が笑顔でいてくれること。これが私の挙げた回答でした。

 

皆様はどんなことを挙げられましたか?

意外と、日常生活の中の些細なことではなかったでしょうか?

 

「アクティビティ ケア」は、高齢者の生活や人生に潤いを与える栄養とも表現され、

その人らしい生き方を支え、生活を活性化させるケアの手法のことです。

特別なことをする必要はなく、普通なこと、何気ないことを大切にします。

 

この「アクティビティ ケア」を計画・実施するためには、コミュニケーションを

大切にする力が求められます。そこで、このセミナーの中で紹介されていた

コミュニケーションツールのひとつ、「おもしろおみくじ」をご紹介したいと思います。

 

まず、牛乳パック全体を包装紙で巻いたものを準備し、屋根の部分の片方に1センチ角

くらいの穴をあけます。割り箸に高齢者に尋ねてみたい質問を書いて、その穴から

入れておきます。おみくじのように牛乳パックを振り、出てきた割り箸に書かれた

質問を投げかけ、その答えからさらにコミュニケーションを膨らませていくというものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、皆様はどのような質問を書き込みますか?

ドキドキ・ワクワクするような質問を考えると、自然と会話が弾みます。試してみてくださいね。

 

※こちらの記事は、高齢者アクティビティ開発センター様の許可を得て掲載しております。

アクティビティインストラクター資格認定セミナーにご興味を持たれた方はこちらをご覧ください。

https://www.aptycare.com/instructor_onlineseminar.html