2020年10月

みなし指定とは?その種別と内訳。「Sensin NAVI NO.427」

  • 2020.10.24
  • Sensin NAVI
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。

今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその427」となります。

 

 

 

 

 

・・・今回のお題は!

みなし指定とは?その種別と内訳をお送りします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みなし指定?・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほほぅ、なかなかコアなネタを・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「主に医療系サービスに対象とした介護保険法の特例のことですね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そのとぉり!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは!記念すべき「Sensin NAVI NO.427」をお送りします。

 

今回のお話は、「みなし指定」についてをお送りします。

まずこの「みなし」ですが、見做し又は看做しと表記したりします。

辞典などで調べると、「見てそれと仮定すること」といったような意味を表します。

 

 

 

介護保険のサービスを行う場合には、介護保険法に基づいて介護保険事業者として都道府県知事の指定(許可)を受けなければいけません。

 

 

 

・・・ですが、

医療機関等として指定又は許可を受けた場合には、指定があったものとみなされます。

これは介護保険サービスの指定の特例で、

法第71条、第72条及び第115条の11、法附則第13条並びに、法施行法第4条、第5条、第7条及び第8条に基づき

指定があったものとみなされる「みなし指定(許可)事業者」というもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通常、訪問看護やリハビリなど介護保険が適用されるサービス事業を行うためには、介護保険法に基づき介護保険事業者として指定を受けなくてはなりません。

 

 

しかし上記法令にて、病院や診療所、薬局など医療サービスを行っている事業者についてが、介護保険事業者の指定申請手続きをしなくても指定されたものとしてみなされるわけです。

一般的にこうした指定を「みなし指定」と呼びます。

みなし指定を受けた事業者は介護サービスが提供できるようになり、都道府県によっては新規に指定を受けた事業所には毎月初め頃に市から通知が送付されることになります。

 

保険医療機関であれば、訪問看護、介護予防訪問看護、訪問リハビリテーション、介護予防訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、介護予防居宅療養管理指導、通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーションがその対象となります。

ほかにも、介護老人保健施設ですと、短期入所療養介護、介護予防短期入所療養介護、通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーションがみなし指定となります。

 

 

 

 

 

 

 

・・・さて、そんなみなし指定を受けた事業所ですが、もちろんほかのサービス同様介護サービスを提供することができますが、当然介護保険の運営基準に基づいた適切なサービスを行う必要があります。

 

事業所には人員配置基準や設備基準などの理解と確認が求められます。

上記基準の各要件に適合していなければ、適切な運営を行っていなけれが、介護報酬の対象になり得ません。

そして実際に介護サービスを提供し、介護報酬を請求する場合には「介護保険事業所番号」の取得と加算の算定を行う書類の提出が必要になります。この介護保険事業所番号については、指定事業所として登録後に通知と一緒に届くことになります。

なお、上記の運営基準に基づいたサービス提供が必要であることから、無論「実地指導」なども存在しますゆえ、日ごろからの記録の管理等ほかの事業同様重要となりますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

以上!みなし指定とは?その種別と内訳をお送りしました。

それではまた。