子育て世代包括支援センターとは?「Sensin NAVI NO.418」
- 2020.10.09
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその418」となります。
・・・今回のお題は!子育て世代包括支援センターとは?をお送りします!
「子育て世代・・・包括?」
「子育て支援センターのことだな!!」
「違いますよ、子育て世代包括支援センターのことです」
「およ!?」
それでは!「Sensin NAVI NO.418」をお送りします。
2017年8月1日、厚生労働省は「子育て世代包括支援センター業務ガイドライン」を公表しました。
子育て支援については、各市町村がそれぞれ行ってきました。今回紹介するガイドラインを定めた上で、センターの全国展開を図ることを目的としたもの。
どの市区町村に住んでいても、妊産婦及び乳幼児等が安心して健康な生活ができるよう、ご利用者目線に立って、一貫性・整合性のある支援が実現されることが期待されています。
高齢者・要介護認定者に対しては、これまで包括的な支援を行う地域包括支援センターとして地域ごとに整備されてきました。
しかしながら、育児世代の窓口となる開かれた場所はまだ少なく、今後の効果的な展開が検討されています。
その役割に期待されているのが、
この「子育て世代包括支援センター」です。
子育て世代包括支援センターは、母子保健法に基づき市町村が設置するもの。
保健師等の専門スタッフが妊娠・出産・育児に関する様々な相談に対応し、必要に応じて支援プランの策定や地域の保健医療福祉の関係機関との連絡調整を行うなど、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を一体的に提供しています。
具体的には、母子保健法に基づく母子保健事業、子ども子育て支援法に基づく利用者支援事業、児童福祉法に基づく子育て支援事業など。
以下がその概要となります。
①妊産婦及び乳幼児等の実情を把握すること
保健師等によるセンターでの面談や家庭訪問、関係機関からの情報収集等を通じて、妊産婦や乳幼児等の実情を継続的に把握。収集した情報については、個別の妊産婦及び乳幼児ごとに記録を行い、支援台帳を整備した上で適切に管理します。
②妊娠・出産・子育てに関する各種の相談に応じ、必要な情報提供・助⾔・保健指導を⾏うこと
妊産婦や保護者の個別の疑問や不安にできる限り丁寧に対応し、本⼈にとって必要な情報提供や助言、適切な表現・コミュニケーション⽅法によって⾏います。
③支援プランを策定すること
妊産婦や乳幼児等の課題や支援ニーズに的確に対応するために、必要に応じて支援プランを策定します。⽀援プランは、妊産婦や保護者の「親になる⼒を育てる」⽀援に資するツールのひとつに位置付けられています。個別の妊産婦や保護者の状況や経過を反映させつつ、可能な限り対話を通じて作成することになります。
ただし、⾃治体の事業スケジュール等の提⽰・情報提供とは異なります。また全てのご利⽤者について、体系的に情報を管理する⽀援台帳とも異なることに注意する必要があります。
④保健医療⼜は福祉の関係機関との連絡調整を⾏うこと
ご利⽤者⽬線に⽴って支援の継続性と整合性が確保できるよう、関係機関と十分な連絡調整を⾏うもの。
・・・といった形です。
以上!子育て世代包括支援センターをお送りしました。
それではまた。
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