社会福祉・介護福祉検定。「Sensin NAVI NO.387」
- 2020.08.30
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその387」となります。
・・・今回のお題は!社会福祉・介護福祉検定。をお送りします!
「福祉・・検定・・?」
「ん?あまり聞かんな!」
「あの検定のことですね・・」
「知らんやろ!」
それでは!「Sensin NAVI NO.387」をお送りします。
・・・さて皆様は「社会福祉・介護福祉検定」をご存じでしょうか。
その前に福祉教育について…。
日本の高等学校教育において「福祉」が芽生え始めたのは最近のこと。
時は令和ですが、「平成」という新たな年号が世に示される2~3年ほど前のことでした。
「平成」のスタートと共に、高等学校における「福祉」教育は、全国で展開されていきます。
・・・しかしながら、その教育の進展の一方で、想像を超える勢いで日本の高齢化は進んでいきます。
「福祉」教育の重要性。
いままさに、社会や地域におけるその重要性は増すばかりです。
地域包括ケアシステム、共生社会における概念には、地域に住む住民一人ひとりの力が必要となります。
たがいに支え合う地域づくりには、福祉への関心、理解が必須です。
「社会福祉・介護福祉検定」は、まさに彼らの学びの指針としてはじまったもの。
平成27年度に3級と4級を設け、
28年度・29年度は2級・3級・4級、
そして平成30年度よりは1級・2級・3級・4級と体系が整えられました。
社会福祉・介護福祉検定では、4つの級を設定し、平成27年度より実施されています。
平成30年度からは全ての級の検定を実施しています。以下それぞれの等級の概要説明となります。
①1級
介護福祉士国家試験受験校等が3年間の学びの確認ができる検定。
介護福祉士国家試験と同レベルの内容であり、医療的ケアも含み出題されます。
②2級
介護職員実務者研修以上を教育課程においている学校、もしくは介護福祉士国家試験受験校における2年次修了、3年次前半の学びを確認するための検定。
教科「福祉」の教科書「社会福祉基礎」「介護福祉基礎」「生活支援技術」「こころとからだの理解」「コミュニケーション技術」「介護過程」から出題。
③3級
介護職員初任者研修レベル。介護職員初任者研修の修了試験と同程度の知識を理解しているかどうかを確認するための検定。
教科「福祉」の教科書「社会福祉基礎」「介護福祉基礎」「生活支援技術」「こころとからだの理解」から出題。
④4級
福祉の基本的知識を確認するもの。
教科「福祉」の「社会福祉基礎」及び「介護福祉基礎」の内容を理解しているかどうかを確認するための検定。
以上が「社会福祉・介護福祉検定」となります。
さてさて・・・ほかにも実は検定があります!
それが一般財団法人日本介護検定協会が実施する「介護検定」。
2015年からその運用は休止していますが、早期の復活を待ち望む声も少なくないと聞いています。
現在は受験等の対応はしていませんが、敢えて紹介させていただきます。
介護検定は、家庭内で介護をする方、介護をされる方が家庭ならではの、基本的な介護制度、介護する人の病気や症状に合った初歩的な介護知識を身につけるためのものです。
家庭内にいながら、インターネットでお気軽に受験できますので、自身の介護知識や技術についての習得度を確認することができます。受験をするには特に制限はありません。・・・つまりはどなたでも受験できます。
ただし、上位の級を受験するには下位の級の合格が条件となります。
最初は3級で、その後に2級が受験可能となります。最も高いランクが上級となっています。
以上!社会福祉・介護福祉検定。をお送りしました。
それではまた。
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