機能訓練指導員とセラピストの違い。「Sensin NAVI NO.385」
- 2020.08.27
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその385」となります。
・・・今回のお題は!機能訓練指導員とセラピストの違い。をお送りします!
「セラピスト・・?」
「職種の話だな!触手ではないぞ!」
「それはタコとかでしょ・・」
「イカでも良し!」
「イカんなぁ…て」
それでは!「Sensin NAVI NO.385」をお送りします。
・・・さてまずは皆様!
「機能訓練指導員」をご存じでしょうか。
そもそも「機能訓練指導員」という名称の資格はありません。
機能訓練指導員とは、制度上事業に位置付けられる職種のことを言います。ただ誰でも担うことができるものではなく、定められた一定に資格が必要となります。柔道整復師、作業療法士、理学療法士などがそうで、ほかにも言語聴覚士やあんまマッサージ師、看護師、准看護師も従事することができます。
直近の改正でもある一定の期間を経て、ほかの資格所有者でも機能訓練指導員を担うことができるよ~にもなっています。
さてここで、機能訓練指導員とはそもそもなんなのか?
病院のリハビリテーションとの違い?
そしてセラピストとは?
そんな素朴な疑問に対し答えていくのがこのNAVIの醍醐味。
上記の違いは、やはり「医師との関わり」が大きく関係します。
そもそも機能訓練指導員とは?
「入所者に対し、その心身の状況等に応じて、日常生活を営むのに必要な機能を改善し、又はその減退を防止するための訓練を行わなければならない」
…と介護保険制度上そう記述されています。
そして主な機能訓練は以下のようなもの。
・移動移乗
・トイレ動作
・食事動作
・趣味活動etc.
このようにADL、いわゆる日常生活動作に対する訓練を行うわけです・・・。
さて、例えば特別養護老人ホームの機能訓練の目的は、以下のように記載されてます。
「入所者がその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようにすることを目指すものでなければならない」
次に、法令上リハビリテーションを行っている施設は、主に以下のようなもの。
・病院
・介護老人保健施設
・訪問リハビリテーション
・デイケア(通所リハビリ)
…など
このようなリハビリを行う施設は、病気が発症した急性期から病状が安定する生活期(維持期)と言われる期間までです。
生活期でもまだ医療的サポートが必要な状態の人達が上記施設を利用することが多いと思います。
一方・・・
機能訓練を行う施設、いわゆる機能訓練指導員として必要な事業所は、
・デイサービス(通所介護)
・特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)
・短期入所生活介護
・有料老人ホーム
・・・などとなります。
どちらかというと生活期でも病状が安定して、数年経過している人が多い印象があります。また上記の施設は介護保険制度の元、運営されており医師が常勤ではないのが特徴です。
最後に今回のNAVIを整理すると・・・
・リハビリの目的は病気を治療する医療的リハビリテーション。
・機能訓練は日常生活の自立を目的とした訓練。
・・・というわけです。
以上!機能訓練指導員とセラピストの違い。をお送りしました。
それではまた。
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