「福祉」に係る用語集「Sensin NAVI NO.372」
- 2020.08.10
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその372」となります。
・・・今回のお題は!「福祉」に係る用語集をお送りします!
「用語?単語・・?」
「いわゆる福祉の専門用語だ!」
「歩く通所介護はローカルですね・・」
「ふん!」
それでは!「Sensin NAVI NO.372」をお送りします。
・・・さて皆様は「福祉に係る用語」をいくつご存じでしょうか?
福祉には様々は法制度があり、それらには共通用語が多々存在します。
今回はそんな福祉に係る用語をすこしばかり紹介していきます。
まずは!
「地域福祉」
地域に住む人たちがよりよく生活できるように、様々な生活課題を共有し、その解決に向けた取り組みにより、福祉の向上を図ることを目的としたもの。いわゆる地域施策と地域活動を総称したものをいいます。
平成12年6月の「社会福祉法」の改正により、その第4条に「地域福祉の推進」が、第107条に「市町村地域福祉計画の策定」が、第109条に「市町村社会福祉協議会は地域福祉を推進する団体」と明記されるようになりました。
まさに今謳われている、地域包括ケアシステムや地域共生社会の先駆的考えと言えます。
次に…
「エンゼルプラン」
厚生省が策定し、1995年度から実施している「子育て支援のための総合計画」のこと。
10年計画で約600億円の予算が計上されており、政府の少子化対策の柱とされています。
低年齢児を受け入れる保育所の倍増、延長・休日保育の整備、学童保育の普及など、働く親を支援するための施策が盛り込まれています。
1999年度には計画の見直しがなされ、目標値の修正、さらには働き方についての固定的な性別役割分業や職場優先の企業風土の是正などが新たに盛り込まれた5カ年計画の「新エンゼルプラン」が策定されました。
それから…
「ゴールドプラン」
高齢社会に備えて、1989年に10年間を見すえ高齢者対策強化の目的で策定された施策計画がゴールドプラン(高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略)です。
しかしながら、当初の予想よりも高齢化が進んだため、1994年全面的に改定されたものが新ゴールドプラン(高齢者保健福祉計画)。
そして1999年度で新ゴールドプランも終了し、新たに策定された高齢者保健福祉計画の名称がゴールドプラン21です。
いわゆるエンゼルプランの高齢者施策版。
続けます…。
「ユニバーサルデザイン」
こちらは一般的にもよく耳にする用語かと…。大半の公共施設が取り入れているもので、「みんなにやさしいデザイン」という意味です。似通った用語にバリアフリーがありますが、若干考え方が異なりますゆえ、お間違いのないように。
年齢、性別、文化、身体の状況など、人々が持つ様々な個性や違いを越えて、一人ひとりが互いに多様性を認めあい、はじめからだれもが利用しやすいように、建物や製品、環境、さらにはサービスづくりを行っていこうとする考え方をいいます。
いまではより多くのものに波及し、一般的な用語として世間に流通しています。
代表的なものとして、町中誰もが歩きやすいよう、電線を地下に埋めた道路や、多言語標記のわかりやすい標識やデザイン、自動ドアがあげられます。
さらには…
老人福祉施設
あまり聞かれない用語ですが、ケースワークにおける大事な要素のひとつ。ケースワークの過程において展開されるワーカーとクライエントの関係…。
クライエントがワーカーの働きかけに応え、自ら問題解決に取り組んでいこうとする意欲のことを言います。
このように色々な用語があり、それぞれに細かな意味や考え方があるわけです。
福祉に関わる試験や、福祉現場でもよく耳にする用語ばかり。
以上!そんな「福祉」に係る用語集。をお送りしました。
それではまた。
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