ソーシャルワークの歴史。「Sensin NAVI NO.369」
- 2020.08.05
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその369」となります。
・・・今回のお題は!ソーシャルワークの歴史をお送りします!
「あら、深いテーマだこと」
「福祉のルーツの次は、ソーシャルワークか!」
それでは!「Sensin NAVI NO.369」をお送りします。
・・・今回はソーシャルワークの歴史をお届けします。
ソーシャルワークは、「社会福祉援助技術」や「相談援助」と同意語としてよく取扱われているかと思いますが、広義で考えた場合少し異なります。
あらゆる国の政治体制や思想、団体等とは別に、社会や個人の課題や様々な構造に対し、普遍的方法をもってはたらきかける実践を意味しています。
このソーシャルワークですが、その過程で援助に対する様々な考えや姿勢が生まれ、
それらは『主義(派)』として大きく3つに区分されていくことになります。
今では従来の欧米中心の理論や学問(心理学や精神分析学中心)とは別に、それぞれの地域で培われた民族固有での方法論が位置付けられています。
さて、今回紹介するのは、前述したソーシャルワークの「主義」の話。
対象者に対する立場や見方によって、技術の利用法の傾向が大きく3派に分けられることになります。
ソーシャルワークの実践における考え方、捉え方として参考にしていただければと思います。
まずは・・・
①診断主義
ソーシャルワークにおいて最も伝統的な主義。
S.フロイトの精神分析に強く影響を受けたもので、対象者である個人の持つ問題に対して医学的解釈をもち、クライエントの状態からその問題点を診断し、ピンポイントな解決方法を提示する事でその解決を成そうとする考え。
一般的に医学モデルと言われています。
次に・・・
②機能主義
診断主義の精神医学的立場による問題を解決するため、対象者の抱える問題を『対象者を取り巻く関係機能の不全』として捉え、外部からの調整等によって解決を図ろうとするもの。
対象者には元から自ら問題を解決する能力が備わっており、それを補佐する事で問題解決が図れるといったもの。
こちらはさきほどの医学モデルとは異なり、生活モデルと呼ばれています。
最後に・・・
③混合型
診断主義のクライエント個人への診断的アプローチと、機能主義のクライエントの周囲関係への機能的アプローチを同時に取り入れた考え方となります。
即効的な効果と継続的な援助を行い、問題の効果的解決を図ろうとするもの。
・・・簡単な説明ではありますが、このような感じです。
社会福祉を専攻したり、試験の学びにて耳にされた方もいるかと思います。
詳しくは書籍やインターネット検索でも十分ヒットしますゆえ、興味のある方は是非ごらんくださいませ・・。
以上!ソーシャルワークの歴史。をお送りしました。
それではまた。
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