日本の福祉のルーツ。「Sensin NAVI NO.366」
- 2020.07.31
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその366」となります。
・・・今回のお題は!日本の福祉のルーツをお送りします!
「今回は歴史ものね・・?」
「すべてにおいては歴史はり、無論ルーツがあるものだ!」
「歩く通所介護のルーツはなんでしょうね・・」
「う~ん、なんだろう・・」
「フォーマルなときにする格好だな」
「それはスーツ!」
「じゃあミカンは…」
「それはフルーツ!!」
「春日さんの有名な…」
「それはトゥース!!」
それでは!「Sensin NAVI NO.366」をお送りします。
さて日本の福祉の始まりをご存じでしょうか?
いろいろな定説や諸説がありますが、社会福祉の根底は「江戸時代」にあったと言われています。
当時は、「憲法」などの法律をまとめているものがなかったため、福祉制度なども整ってはいませんでした。
その中で江戸時代は、農村は「村落共同体」といって、ご家族やコミュニティ内で相互扶助するという文化でした。
つまり、村全体で助け合うもので、ご家族に介護者がいないお年寄りや親族の方はもちろんのこと、村人たちが皆協力しながら支援してくれていたわけです。
さらに、地域支配を隅々まで徹底する目的で組織された5人組というご近所ネットワークも深い繋がりを強固なものにしました。まさに仲間内での相互扶助が日常的に行われていたわけです。
この頃はまだまだ福祉という概念自体はなかったですが、このようにみんなで助け合う精神が江戸時代にはありました。
その後今日に至るまで、様々な支援に係る法律や制度もでき、福祉制度も日々、進化していっています。
さてここで!
日本語で言う「福祉」。
ちなみに「福祉」は英語で、「welfare(ウェルフェア)」と言います。
この「welfare」という言葉…
…実は造語なのです。
造語とは、簡単にいえば、既成の単語を組み合わせて新しい意味のある単語を作ること。
つまり、welfareとは、
well:よく
fare:やっていく、暮らす
・・・という言葉を組み合わせた単語なのです。
意味は、「よりよく暮らす」。
このように、福祉の語源をたどってみても、「福祉」が「幸せ」だったり、「よりよい暮らし」といった意味があることがわかります。
このよ~な福祉の語源や起源がある中で、
・・・なぜ自分たちは福祉に携わっているのか?
ひとつの考えるきっかけになれば幸いです。
福祉とは?幸せとは?支えあいとは?
福祉のルーツを紐解いてみると、意外な発見や改めて確認できるなにかがあるかもしれません。
以上!日本の福祉のルーツ。をお送りしました。
それではまた。
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