2020年7月

管理者に求められるSkill。「Sensin NAVI NO.357」

  • 2020.07.21
  • Sensin NAVI
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。

今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその357」となります。

 

 

 

 

 

・・・今回のお題は!管理者に求められるSkillをお送りします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「およ・・?管理者ネタね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「管理者たるもの制度理解!法令遵守!さらには人徳だぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「管理者・・・」

「事業所の管理職とは似通っているようで違う、それが管理者ですね・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは!「Sensin NAVI NO.357」をお送りします。

 

 

さて皆様は「事業所の管理者に求められるモノ」をご存じでしょうか?

 

人材管理や顧客管理、運営管理、さらには労務管理や収支管理も求められます。
ほかにも園舎管理や安全衛生管理などもありませすが、今回は代表的なものをいくつか紹介しまっす!

 

 

①人材管理
介護職員等の面接や採用のほか、
法令や規程、規則を遵守するための職員に対する指示、より良いサービス提供をするための人材育成などを行います。

 

②顧客管理
ご利用者やそのご家族の要望や相談を聞き対応します。

 

③運営管理
介護施設の運営方針・事業計画・年間目標の設定・提供サービスの確認や環境改善などを考えます。
ご利用者の利用実績が安定するよう、適宜地域に対しての営業活動も行います。

 

 

④労務管理
介護職員の福利厚生の把握・行政への手続きや、残業・有給残などの労働時間管理を行います。
*事業所によっては事務員が行う場合もあります。

 

 

⑤収支管理
ご利用者との契約・保険請求業務・各種経費などの金銭管理を行います。
*事業所によっては事務員が行う場合もあります。

 

 

 

・・・・さてこの管理者ですが、介護施設の種類によって、必要な資格や要件が異なります。
例として以下のような要件があります。

 

 

 

例えば、特別養護老人ホームの施設長及び管理者の場合、

<施設長>
社会福祉主事の要件を満たす人
社会福祉事業に2年以上従事した人
社会福祉施設長資格認定講習会を受講した人
<管理者>
資格不要

・・・とそれぞれに要件が定められています。

 

一方の同じ介護保険施設である介護老人保健施設の管理者の場合、

 

・都道府県知事の承認を受けた医師であること
*都道府県知事の承認があれば医師以外の人に管理させることができる

 

また介護療養型医療施設の管理者については、
・その病院又は診療所が医業をなすものである場合は、臨床研修修了医師が管理すること

 

・・・となっています。

 

 

 

またこのほかにも・・・

・小規模多機能型居宅介護の管理者
指定施設の従業者または訪問介護員などとして、認知症介護の経験が3年以上ある人
認知症対応型サービス事業管理者研修を修了している人

 

 

・認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の管理者
指定施設の従業者または訪問介護員などとして、認知症介護の経験が3年以上ある人
認知症対応型サービス事業管理者研修を修了している人

 

 

・有料老人ホーム・デイサービス・サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の管理者
資格要件は特にありませんが、介護の知識や経験が必要とされています

 

 

 

・・・と、

このよ~に、事業ひとつにとってもその要件は様々です。

 

 

 

 

 

さらに!

管理者は単に資格があるだけで務まるものではありません。俗に以下のような能力があると良いとされます。

 

 

①コミュニケーション能力

②幅広い視点

③決断力

④リーダーシップ

・・・など。

今回はこの①~④についてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

まずは・・・

①コミュニケーション能力

管理者はご利用者やそのご家族・介護職員・取引先業者など、さまざまな人と関わり合います。

また、会議では介護施設としての方針を話したり、職員と個別面談も行います。管理者は指導や指示をするポジションなので、コミュニケーション能力は不可欠です。

 

 

 

②幅広い視点

管理者は施設全体を統括するので、幅広い視点を持つことが必要です。

なぜなら介護施設の運営方針や年間計画、目標などを設定する他、働く介護職員等のマネジメントのみならず、その家族の生活も含めて考える必要があるからです。

 

 

③決断力

決断力ないし、判断力のこと。事業の内容や計画を決定する際、あるいは介護職員の採用や配置を考えるときなど、

管理者としての決断を求められる場面は数多くあります。事故などの緊急時の際は、状況に応じて適切な判断も求められます。

 

 

④リーダーシップ

職場のトップとして、介護職員や看護職員など、所属する様々な専門職をひとつにまとめ、リードしていく力が必要です。

リードしていくだけでなく、ご利用者や介護職員を理解し、意見に耳を傾けることのできる人が向いています。

明確なビジョンや考えを持つことで、経営方針が明らかになり信頼感が生まれます。

 

 

これらはあくまで参考例です。

紹介した能力がすべてではありませんし、もちろんその強弱もあるかと…。一概に言えないのが管理者であり、要はその適正もあるでしょうし、日頃からの経験にて身に付くものと様々です。

しかしながら、なんの鍛練も学びもなくして管理者ができるものではないと考えます。

現状に甘んじず、常に自ら努力する姿勢が、少なからず必要なモノと思います。

 

 

 

 

 

 

 

以上!管理者に求められるSkillをお送りしました。

それではまた。