インフォーマルサービス②。「Sensin NAVI NO.346」
- 2020.07.05
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその346」となります。
・・・今回のお題は!インフォーマルサービスをお送りします!
「お、前回の続きじゃない・・」
「ほほう・・・、攻めるでないか」
「なんかコメントが単調ですよ、最近・・」
「いやぁ、出番は多いだけどなぁ・・」
「あんたもそろそろYAGIったらどうよ!」
「ふん!そんな暇はなぁぁっし!!」
それでは!「Sensin NAVI NO.346」をお送りします。
まず、インフォーマル (informal)という言語ですが、大半「非公式」「略式」として考えられています。その対語として用いられているのが「フォーマル」となります。
さて、今回ご紹介するのは「福祉」に係るインフォーマルサービス…の続きです。
インフォーマルサービスとは、介護保険制度外で展開される地域での見守りサービスのようなサービスのことを指します。制度に定めのあるフォーマルサービスにはやはり限界があります。フォーラムサービスがあってこそとはなりますが、今後はそうした地域別のインフォーマルサービスの活用もとりわけ重要とされています。
国が推進する、誰もが安心して、暮らしていくことのできる仕組み。
それが「地域包括ケアシステム」。
そのシステムの構築には、公的な制度にたよらないサービス、インフォーマルサービスが不可欠と言われています。
この地域包括ケアシステムは、団塊の世代が75歳以上となる「2025年」を目途に、要介護や要支援、何らかの障害を被った状態になったとしても、住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで継続できるように、住まい、医療、介護、予防、生活支援が一体的に提供できるシステムの構築を目指すことを指します。
インフォーマルサービスを形成していく中で、それぞれの生活圏域や団体、組織が持っている強さを育て、活用することが有効になります。その中で、介護が必要な高齢者をはじめとする、様々な課題を抱えた人たちのニーズに対して柔軟な対応ができるインフォーマルサービスは重要とされています。
積極的に活動している地域の団体や組織、団体が、地域の中でそれぞれが地域の潜在的能力を引き出し、かつ個々の意欲を活用した、それぞれの地域の特性に合った地域づくり。
こうした動き、流れこそまさにインフォーマルサービスの理想の形といわれています。
フォーマルサービスとインフォーマルサービスについては、どこからどこまでがフォーマルで、どこがインフォーマルサービスかという基準は明確ではありません。基本的には、保険制度や行政に基づいた支援がフォーマルサービスとなり、それ以外のサービスがインフォーマルサービスといえます。
そして今後の超高齢社会において、インフォーマルサービスがますます大切になってきます。
今後は既存のインフォーマルサービスだけでなく、新規の活動や取り組みも求められます。
既存のフォーマルサービスとの連携が生み出すもの・・・、これからの地域包括ケアシステムに欠かせない資源であると言えます。
・・・例えば、介護保険制度上でデイサービスはフォーマルサービスのひとつです。デイサービスでは、その定められたサービスの提供時間にて、個々のケアプランに沿った対応が実施されます。
機能訓練のほか、レクリエーションや入浴など様々です。
しかしながら一方で、インフォーマルとなる取り組みが、デイサービスの営業時間、サービス提供時間以外の活用です。日常サービスに使用しているフロアを活用した、地域交流スペースです。
「例えば地域の皆様が誰もが利用できるような地域交流の場所としてデイサービスを解放する」
このスペースを活用したコミュニケーションの機会や地域の方々の憩いの場にて、
子どもから高齢者までが交流できる場所となるわけです。
このようなフォーマルサービスとインフォーマルサービスを組み合わせた取り組みは、年々増えているそう・・。
フォーマル・インフォーマルが互いに連携する、そしてしていけるような取り組みは、まさにこれからの地域にとって重要なものであることに違いありません。
以上!インフォーマルサービス②をお送りしました。
それではまた。
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