保育園とは?ver.2。「Sensin NAVI NO.341」
- 2020.06.25
- Sensin NAVI
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその341」となります。
・・・今回のお題は!保育園とは?ver.2をお送りします!
「お、前回の続きね・・・」
「洗心福祉会の原点こそ、この保育園なのだ・・・」
それでは!「Sensin NAVI NO.341」をお送りします。
・・・さて、前回に引き続き保育園のお話。
前回は認可保育所と認可外保育施設についてお話しましたが、今回はより詳細に説明していきたいと思います。
まずは認可保育所の数について!!
皆様はどのくらい存在するのか、考えたことはありますでしょうか?
厚生労働省の集計では、2012年(平成24年)4月時点での保育所の状況を以下にまとめています。
・保育所数は約23,700施設。
・保育所の定員数の総数は約2,240,000人。
・利用児童数は約2,176,000人。
・・・とのこと。
なお、課題となっている「待機児童」についての数は、当時で約24,000人だそう。
あくまで今から8年くらい前のデータですので、現在の定員数や児童数は明らかに増加しています。
ただ待機児童については、保育園の拡張等により2018年4月1日時点での待機児童数は約19,000人と発表しています。
・・・さて、保育所利用児童数は、1975年(昭和50年)に一時そのピークを迎えました(当時は約1,990,000人)。
その後、少子化の進行により1994年(平成6年)まで減少傾向が続きましたが、1995年(平成7年)以降は上昇傾向に転じます。
2004年(平成16年)には1975年(昭和50年)のピークを超え、その後も更に増加を続けています。
・・・・次に、昨今課題とされる「待機児童」について。
保育所の利用を希望しても、なかなか利用できない、それが待機児童となります。
事由としてはやはり保育所自体の定員と保育士数で、受け入れたくても受けられないわけです。特にこうした待機児童は、都市部を中心に問題となっています。
この待機児童の多くは1-2歳児で、全体の約60.0%以上を占めているそう。
これは保育所の年齢別受入可能定員が3歳未満児は少ないためであり、特に都市部ではその数値が著明に現れています。そんな待機児童の問題に対し、もちろん国もなにかしらの方策を打ち出しています。2013年、国は2年後の2015年に全国の待機児童をゼロにする、数値と時期を明示した政策を発表しています。かの横浜市は2013年4月1日時点での待機児童ゼロを達成しています。
さて、これまでの保育園又は保育所のお話をしましたが、次に幼稚園についても触れていきます。
幼稚園は学校教育法による幼児教育施設であり、同法第1条に規定される「学校」の一種。
指導は幼稚園教諭で、3歳未満の子どもは対象としていません。
幼稚園の大半は、朝から昼過ぎまでの受け入れで、おおよそ14時前後。最近では終業時間後に行う預かり保育を実施している幼稚園も多く、実質的な終業時間は17時頃まで拡大されています。
また保育所の管轄は厚生労働省、幼稚園の管轄は文部科学省であることも大きくな違いとなります。
この枠組みの誕生として、認定こども園制度が2006年(平成18年)10月1日から開始されています。
これは、保育所と幼稚園は一元化すべきであるという政策(幼保一元化)からのもので、この幼保一元化の理由として、
少子化が進む中、多数の幼稚園や保育所があると子供の成長に必要な規模の集団が確保されにくい場合があることが挙げられています。
認定こども園には、保育所型認定こども園や幼保連携型認定こども園など、様々な類型が存在しています。
皆様のお近くの地域にも、こうした類型の認定こども園が増えてきているのではないでしょうか。
以上!保育園とは?ver.2をお送りしました。
それではまた。
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