車窓から・・・再び。
- 2020.05.30
- 児童福祉
- sensin
保育事業部の古林です。
昨年は、学校法人洗心學舎へ出向していましたので、1年ぶりのブログとなります。
2年前、志摩市にある第二しまの杜保育園に異動になり、電車通勤となったので、
「車窓から」と題して書かせていただいていましたが、今年からは、豊野保育園を拠点として桑名から志摩まで全園の調整をすることになり、「車窓から」(車ですが)を復活させていただくことになりました。
よろしくお願いします。
「パプリカの秘密」
さて、今年度も新学期がスタートし、いろいろな行事を楽しむ季節となるはずでしたが、
新型コロナの影響で・・・という話題の多い中、素敵な話題をお届けしたいと思います。
4月2日、新入園児さんの初登園の日のことです。1歳児クラスでは、保育士に抱かれて泣き声の響き渡る保育室・・・毎年恒例の風景です。子どもの好きそうな音楽や童謡をCDで流しても、泣き声に打ち消されていたのですが・・・「パプリカ」の前奏が流れた途端、一瞬ピタッと泣き声が止まり、保育士が歌い、踊り始めると、一緒に体を動かす子、手をたたく子、私の腕に抱かれて大泣きしていた子も体を揺らし始めたのです。
米津玄師さん作曲の「パプリカ」のメロディーは、「ヨナ抜き」といって、「ファ」と「シ」の音を抜いてあるそうです。わらべうたなども、この「ヨナ抜き」音階になっていて、日本人のDNAに訴えるらしいとは聞いていたのですが、この光景を目の当たりにして、衝撃を受けました。
その後も、曲が終わると泣き始めるこも、あったのですが、またパプリカが流れ始めると、ピタッ!・・・この日は、みんなでパプリカを踊り続けたのでした。
「上を向いて歩こう」なども、「ヨナ抜き」音階だそうです。
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