2020年4月

この度、4/1付で阿児訪問グループに新規採用で配属になりました谷川原です。

といっても同事業所ですでに準職員として11/1から勤務させて頂いており、そろそろ現場にも慣れてきたところです。

そもそも私がこの介護の仕事を始めるきっかけになったのは母が亡くなった事です。

2018年9月22日、伊勢市民病院にて58歳の若さで、母はその生涯を終えました。

原因は、脳梗塞→筋力低下→尿路感染→腎盂腎炎→敗血症といった流れです。

闘病中は日赤→慶友病院→志摩の里→自宅と転々とし、最終的な自宅療養ではデイサービス、訪問介護、訪問看護のお世話になりながら

主に父が母の介護にあたっていました。

その頃の私はといえば両親とは別居で、当時のお仕事にかまけてばかりいたのでほとんど母の介護に協力する事ができていませんでした。

「後悔先に立たず」

母を亡くした直後の私を襲ったのは、堪えきれない悲しみと、たくさんの後悔の念でした。

「こんな事になるのならもっと色々してあげれば良かった．．．。」

そんな悶々とした気持ちを抱えながら過ごす日々がしばらく続き．．．

どうにかこの気持ちを払拭できないかと考えていた矢先、私の幼馴染であり当時阿児訪問グループのリーダーからお誘いを頂いて、介護の道を進む決心をしました。

母に何もしてあげられなかったとゆう後悔とゆう名のネガティブな気持ちを、母と似た境遇の方々を出来る限り多く助けたいとゆうポジティブな気持ちに変えて．．．

今はまだ介護を始めたばかりで、ベテランの方々に学ぶ事も多く、

自らの力不足を痛感しながら日々業務にあたっておりますが、

今後も引き続き、日々の努力を惜しまず、愚直に貪欲に知識を吸収し、実践し、

出来る限り早く誰からも頼られるような立派な一人前の介護員になれる様、

頑張っていきたいと思います。

そして最後にこの場をお借りしまして、

新型コロナウィルス感染症関連肺炎等によりお亡くなりになられた方々及びご家族・関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。

また、医療従事者・交通機関等インフラ事業従事者・行政の皆様をはじめ、感染防止にご尽力されている皆様に深謝申し上げます。

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