ジダイを担う「介護福祉士」。「Sensin NAVI NO.301」
- 2020.04.07
- 高齢者福祉
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその301」となります。
・・・今回のお題は!次代を担う「介護福祉士」をお送りします!
「ついに301回。また果てしない旅路がはじまるのね・・」
「ふふふ、次回改正まであと1年。おそらくまだ見ぬ引き出しを披露してくれるはずだ」
「案外認めてるのね。正直じゃないんだから・・」
それでは!「Sensin NAVI NO.301」をお送りします。
テーマこそ、これからの次代を担う「介護福祉士」のお話。
これまでのNAVIでも、介護福祉士の役割や在り方のほか、現状の介護人材不足、認定介護福祉のこれからなど、多くのテーマで紹介してきました国家資格のひとつ!「介護福祉士」。
社会福祉士と精神保健福祉士と並び、3福祉士と称される、福祉業界の資格となります。キャリアパス要件としてだけでなく、昨今に新設された介護職員等特定処遇改善加算の「経験ある介護員」として認められる資格となります。
この介護福祉士になるには、これまでの法改正を経て、その受験要件がその都度見直されています。
養成学校卒業と同時に取得する流れを一新し、猶予期間の間に受験し合格する方向性ですが、完全移行はまだまだ当面先になりそうです。「介護福祉士」そのものの質は当然ながら、昨今の介護人員不足が影響し、なかなか英断できないのが現実のようです。また外国人労働者の雇用にも大きく影響することから、安易に新たな枠組みを調整できないわけです。
さて、そんな中発表されたのが、「介護福祉士」の国家試験合格発表。
第32回にあたる今回の合格率は、69.9%で、3年ぶりに70%を下回りました。
さらに受験者数も、前回の94,610人より少ない、約84,000人で、結果合格者数は約58,000人とのこと。
とにかく合格されました多くの皆様、本当におめでとうございます!
しかしながら、やっぱり気になるのがその受験者数。第29回で約150,000人から約半数に減少してしまっています。
今回の試験で一気に半減したのではなく、これは第29回試験から実務経験ルートの受験要件になり、「実務者研修の修了」が追加された影響がやはり大きいようです。要件変更になった際は半分以下の約70,000人でしたので、その時と比較すると若干多いですが、1~2年前が約90,000人であったことから、やはり気になる数字であることには変わりありません。
次代を担うべき介護人材、それを専門的技術と知識のもと体現していくよう期待されている「介護福祉士」。
これからの介護を支える逸材であることには、昔も今も変わりません。多くのマンパワーが必要な中、果たして次回受験数の推移は如何に?また次回介護保険法改正での影響は??
以上!次代を担う介護福祉士をお送りしました。
それではまた。
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