徒歩通勤で得るもの出会うもの。
- 2020.03.17
- 高齢者福祉
- sensin
皆様、こんにちは、久居ケアサービスセンターの田中です。
皆さんは1日に何歩くらい歩きますか?
健康を維持するためによく言われていることは1日10,000歩なんて。その人の歩幅にもよりますが、私の場合、10,000歩で大体8kmの距離を歩いています。昨年の平均1日15,000歩で今年は3月の時点で17,000歩。休日は冬場で45,000歩前後歩きます。距離にして約35km。ジョギングや愛犬の1日3回の散歩、我ながらよく動くものとびっくりです。
天気の良い日に農道を歩いていると色んな発見があるもので今は「つくし」が顔を出し梅の香り、自分の価値観からしてそう言ったものが心を休めてくれます。
通勤では自宅から職場までの2.7km、たまに徒歩。そんな中での3月12日の朝のノスタルジック。
44年前の今日、あの列車に乗って社会人としての一歩を踏み出した思い出。
転職はしたもののよく続けてきたものと、感慨深い思いがよぎりました。
帰宅時は18時30分も回ると辺りは暗くなり街灯の少ない農道では星がきれいに見えます。天空の南寄りにオリオン座、東側に北斗七星、北極星を挟んでカシオペア座。時折、人工衛星や流れ星を発見します。
皆さんは「月夜の虹」って見たことがありますか?
3月11日の夜の帰り道、少し霧雨の降る中、東には満月が出ており、ふと西の空を見ると闇夜に月の光を反射して虹がうっすらと見えておりました。写真を撮ってもうまく映せないし、その幻想的な自然の様子に感動しました。
このように歩くことで自然界の感動的な発見がたくさんあります。
また、ウォーキングは酸素を身体に取り入れながら行う有酸素運動であり、長く続けるほど脂肪をエネルギーとして延焼しやすくなり脂肪の減少で肥満も解消され、代謝が良くなることで血糖値や血圧の状態改善にも有効、とはよく耳にする話で健康増進や生活習慣病の予防になります
そして、次に紹介いたします方はこれだけ動く私が昨年から気になって、耳を疑うような先生の行動です。
美杉クリニック院長、田島和雄先生。
ご存じのように国内外の疫学研究をけん引してきたスペシャリストでもあり、現在は美杉クリニックで先生の夢であった「地域医療」にご尽力いただき地域住民にとってなくてはならない存在となっております。
先生曰く「医師は病気に対し治療を行うが、多くの場合は自己治癒力のお手伝いに過ぎない、適切な生活習慣や健康増進が根本的に大切」と。
先生は「私自身が元気であることが一番大切」との考え方からお住まいのある松阪市宇気郷から清水峠を歩くこと8kmの徒歩通勤。
普通の8kmではなく、こんな山道・峠道を歩いていらっしゃいます。
先ずは下之川の旅館(昔は旅籠として賑わったのかも?)の通りからスタート。
急な勾配、坂道を登ります。
たまに鹿が挨拶しにくるとか?(キョン!キョン!)
下之川の旅館から約3km清水峠まで辿りつきました。
そして、また下ること約2km。ようやく松阪市宇気郷の小原まで到着。
これで終わりではありません。ここから更に3kmほど歩いて柚原(ゆのはら)町の自宅に到着。
驚きは70?歳にしてアップダウンの激しい山道を約1時間で来るとのお話。時速8km、すごい。その後は平気な顔して患者様の診察をしている鉄人ドクター。
「健康にいいんだよ。この前、夕刊紙の取材に女性記者が来て一緒に歩いたけど、彼女ついてこれなくなって(笑)。病気はしないし、やはり、いつまでも元気でいたいし」
おっしゃる通りです。
新型コロナウイルスについて油断できな状況でありますが、健康管理やストレス解消のためにも、人が密集しないようにするなど安全な環境の下、屋外に出て運動の機会を作ることが大切と安倍総理の会見にもありました。
本格的な春はそこまで来ております、油断や必要以上の心配をすることなく大自然に出て病気に負けない体力作り、健康増進に努めていきましよう。
それではお元気で、また、お会いしましょう。
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