介護保険施設と老人福祉施設。「Sensin NAVI NO.275」
- 2020.03.13
- 高齢者福祉
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその275」となります。
・・・今回のお題は!介護保険施設と老人福祉施設についてをお送りします!
「なによ?一緒のことじゃない・・」
「ふふふ、それが違うんだな、これが」
「だから素人は困る・・」
「ここも同じかいっ!!」
「がちょ~ん」
今回紹介するのは、「介護保険施設と老人福祉施設」について。
介護保険施設と老人福祉施設についても、その法的根拠が異なります。
介護老人福祉施設や介護老人保健施設は、いわゆる介護保険法に基づく「介護保険施設」の類にあたり、介護療養型医療施設、最近創設された介護医療院もその括りに分類されます。
一方の老人福祉施設は、こちらも法的根拠が存在し、それが老人福祉法(昭和38年法律第133号)となります。
前回紹介した特別養護老人ホームと介護老人福祉施設の違いを紹介したときにもお話しました、あの老人福祉法です。
簡単に言えば、老人福祉を行う施設のことを言い、
具体的には、
①老人デイサービスセンター
②老人短期入所施設
③養護老人ホーム
④特別養護老人ホーム
⑤軽費老人ホーム
⑥老人福祉センター
⑦老人介護支援センター ・・のこと。
いまでも名称そのままに、介護保険サービスとして事業展開されている事業も少なからず存在します。
「老人デイサービスセンターか・・懐かしい響きだ」
当時は老人福祉法に基づく事業として、それぞれ運営されていましたが、2000年の介護保険制度導入にて、ほぼこれらの事業は介護保険サービスとして移行されています。ここで参考までに、いくつかその老人福祉施設の事業概要を紹介します。
・老人デイサービスセンター
高齢者に対して入浴、食事の提供、機能訓練、介護方法の指導その他の便宜を提供する施設。
・老人短期入所施設
養護者の疾病その他の理由により、居宅において介護を受けることが一時的に困難となった高齢者に対して、短期間入所させ、養護することを目的とする施設。
「当法人も当時もこうした事業を運営していた時期がありましたね」
「その時はまだ私は学生でした」
「ほほう!」
次に「軽費老人ホーム」です。
軽費老人ホームとは、無料又は低額な料金で、60歳以上の者を対象としています。食事の提供その他日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする施設(老人デイサービスセンター、老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホームを除く)のこと。
①食事サービスのあるA型
②自炊を前提とするB型
③食事や生活介護などが付帯するC型(ケアハウス)
・・・の3つの種類があり、C型の開設件数が一番多いとされています。
これらは老人福祉法上の老人福祉施設ですが、高齢者福祉施設は、一般的に上記の軽費老人ホームのほか、養護老人ホームを併せてそう総称する場合もあります。また、ほかにも有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、さらには認知症対応型グループホームを含めた全体の総称で考えるとなると、一般的に高齢者施設と呼ばれるそうです。
・・以上、介護保険施設と老人福祉施設でした!
それではまた。
「次は通所系をリクエストだ・・」通所の~♬リクエ~~スㇳ♬
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