「人と人とを紡ぐおシゴト」。
- 2020.03.11
- 高齢者福祉
- sensin
皆様こんにちは。かつて施設系の相談員だった頃が時に懐かしい、そんなブロガーことMるでございます。
相談員と言っても5年程度なもので、あの時といまではご利用される方のニーズやものの考え方、そもそもの制度自体もいまとは大きく異なるわけで、なかなか当時とは比べにくいように感じます。
よく「ものごとを極める」と言いますが、この業界にはそもそも「極み」なんて有り様もない気がします。「人と人にて生みだされるオシゴト」ゆえ、毎回出逢う相手や瞬間は違うわけで、何年経験しようが、どれだけ上手くできようが、決して極めることはできないと考えます。ですが、そんな出逢いと瞬間を日々感じることができることこそ、この福祉たる魅力のひとつではないでしょうか。
さて、まずはこちらを!
場所は法人本部の会議室。
法人独自の「人財育成カリキュラム」として、職員の育成や組織強化を目的に実践している研修の様子となります。
今回ご紹介するのは、すでに法人ニュースでもお伝えしましたが、「対人相談援助」に係る研修。
より多くの皆様に受講していただけるよう二日間を通しての開催となります。
二日間で約130名の法人staffが参加するこの研修はこれまでの中でも一、二に値する規模となります。
それだけ重要な要素が詰まった内容と、また同時にこれだけ多くのstaffが相談援助にたずさわっているということ。
生活相談員やサービス提供責任者、福祉用具専門相談員、介護支援専門員と、介護や高齢者福祉を担う各職種がここに集結。
モニターに映るのは、法人本部を含めた7つの拠点会場。津市のほか、伊勢市、志摩市、伊賀市、そして滋賀県甲賀市で運営する各事業所のstaffがこのように参加しています。
あくまで今回の内容は各論的なものですが、あとはやはり実践です。いかに経験値を積み重ねるかどうかがやはりこの学びの先に目指すべきことと言えます。
そしてもうひとつ重要なことこそ、やはり法人職員としての「接遇」ではないでしょうか。
最終的には「人とひと」の関係性から生まれる援助であることには変わらないわけで、基本に忠実に、かつ「人」として、熱意と親身な姿勢こそ、いまもこれからも忘れてはならないことだと思うわけです。
それではまた、次の学びにてまたお会いしましょう。
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