2020年2月

もうすぐバレンタイン！～チョコレートの嬉しい効能～

2020.02.10
医療
Posted by | sensin

こんにちは。リラステーションです！

もうすぐバレンタインデーですね♪

２月は、バレンタインの影響があるためか、１年で１番チョコレートの消費が多くなる季節とも言われています。

デパートなど、特設のチョコレート売り場ができ、普段お目にかかれない種類のものがあったり･･･と、見に行くだけでも楽しくて仕方ないですね♪

キラキラしてて、心がウキウキしちゃいますね(*’▽’)☆

（あれ!?　私だけ!?･･･いや、そんなハズはない！笑）

･･･ということで、今回のテーマはチョコレートです♪

チョコレートの歴史は長く、紀元前2000年前から食べられていたと言われています。

しかし、当時のチョコレートは、今のような「甘くておいしいお菓子」でなかったことは、ご存知の方も多いはず･･･。

当時のチョコレートは「薬」だったという話はとても有名です。

カカオ豆をドロドロになるまですりつぶして、さまざまなスパイスや香料を投入したものを「不老長寿の薬」として飲まれていました。
ちなみにお味は、めちゃくちゃ苦かったのだそう･･･( ﾟДﾟ)
その他にも、疲労回復、滋養強壮、のどの炎症、胃潰瘍、食欲不振、解熱、毒消し･･･など、100以上もの効用が期待されていたというから驚きです！

チョコレートの原料であるカカオ豆は「神の食べ物」と呼ばれるほどの貴重品だったそうで、口にできるのは、皇帝などの限られたごくごく一部の人だったということです。

さて、チョコレートの原料であるカカオ豆。

カカオ豆は、カカオの果実の中にある「種」のことを指します。

現在のチョコレートは、カカオ豆を発酵させて炒り、すり潰したものを使用しています。これが「カカオマス」です！

カカオマスに砂糖などを加えて加工したものが「チョコレート」となるわけです♪

それでは！チョコレートの効能をみていきましょう♪

○強心効果！カカオポリフェノール

「心」とは、循環器系（心臓、血管など）の機能を指します。そう、循環器系の機能を強くする、ということです。

カカオポリフェノールには、動脈硬化の予防、コレステロール値の改善、血圧の改善、アレルギーの緩和といった効果が期待できます。
血管の健康は、心臓の健康にもつながります！

○集中力アップ！テオブロミン
テオブロミンは集中力を高めたり、気持ちを落ち着かせたりする効果を持っています。
チョコレートを食べたり、香りをかぐと、集中力や記憶力が高まるということも、人の脳波や学習実験から実証されているのだそう！

また、気管支拡張、利尿、興奮作用があります。
アスリート40人を対象にした実験では、チョコレートを食べたほうが、短距離競走のスタートダッシュが速くなったという結果が出ています！

○腸の調子を整える！リグニン
リグニンは、植物由来の成分で、不溶性食物繊維の１つです。
人の消化酵素では消化が行えない物質で、水に溶けない成分のため、体を通りながら腸の蠕動（ぜんどう）運動をサポートします。
また、腸内細菌を増やす効果もあるので、腸内の環境を整える効果もあります。

○媚薬効果!?フェニルエチアミン

チョコレートに含まれるフェニルエチアミンは「恋愛ホルモン」と呼ばれており、恋のドキドキを味わえる「媚薬」的な効果もあるのだとか…！
意中の男性にチョコレートをプレゼントする･･･というのは、このような効果を狙っているのでしょうか！？(*´ω｀)

○意外にも！虫歯を防ぐ効果がある!?

チョコレートには、歯垢をできにくくする働きもあり、虫歯予防と虫歯の進行を抑えてくれる効果があることも明らかにされています。

･･･とはいえ、基本は正しい歯磨きがあってこそ！　虫歯予防には、正しく・丁寧な歯磨きを心がけましょう！

「チョコレートを食べると、ニキビができる」と敬遠する方がいますが、研究により、チョコレートとニキビに科学的な因果関係は認められないことが分かっています。
しかし、片頭痛をお持ちの方は、チョコレートを食べると、頭痛がひどくなることがあります。（※チョコレート頭痛）
これは、ポリフェノールの作用によるものですので、ワインなどでも認められる症状です。
片頭痛持ちの方は、ご注意くださいね！

☆２月は、バレンタイン☆

２月にご来院いただきました『男性の患者さま』に！

チョコっと感謝の気持ちを込めて･･･「チョコレート」のプレゼント♪

少しばかりですが、お受け取りくださいね(*’ω’*)