2020年2月

介護保険あるあるVOI.27。「Sensin NAVI NO.263」

  • 2020.02.07
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。

今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその263」となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・今回のお題は!

 

 

 

 

 

介護保険あるあるを お送りします!うっぷ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この介護あるあるでは、皆様のリクエストにお答えしながら進めていきます。

それではSTART!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トゥルルルルルルルルルルル…♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ。鈴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「また教えてもらおっかな」

Q:67 介護老人福祉施設(=特別養護老人ホーム)に設定されている個別機能訓練加算について教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、古巣の話ですね」

何年前のことやら・・・

Q:67 個別機能訓練加算は、その名のと~り個別に機能訓練するもの。

機能訓練指導員の配置のもと、ご利用者(入所者)に対する個別機能訓練計画書を作成し、その計画に基づき機能訓練を実施かつ効果や実施方法を評価する取組みにより算定できる加算です。

 

介護施設・事業所の種別によって個別機能訓練加算の種類や算定要件が違うので、それぞれについて説明していきたいと思います。

 

 

①専ら機能訓練指導員の職務に従事する常勤の理学療法士、作業療法士等を1名以上配置。

 

ただし・・・入所者数が100 を超える指定介護老人福祉施設にあっては、専ら機能訓練指導員の職務に従事する常勤の理学療法士等を1名 以上配置かつ機能訓練指導員を常勤換算方法で入所者数を100で除した数以上の配置が必要となります。

 

 

 

② 個別機能訓練を行う際には、多職種共同で個別機能訓練計画を作成し、計画に基づいて行った訓練の効果や実施方法等の評価等の実施。

 

 

③3月ごとに1回以上、ご利用者に対し個別機能訓練計画の内容を説明し、かつ記録を行う。

 

 

④実施時間、訓練内容、担当者等、訓練に関する記録の整備。

 

・・・となります。

 

①で言う「専ら」ですが、看護職員としての業務も行っているなど、

他の職務に従事している機能訓練指導員では算定することはできません。 また、計画や訓練の評価等は他職種と共同で行う必要があります。

ちなみに単位数は1日あたり12単位となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うんうん・・なるほど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加算を算定される際には、毎月算定要件を満たしているかを必ず確認した上でお願いします。

その際には算定要件を満たす根拠となる書類等を残しておくことが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。ガチャポン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トゥルルウルルるるるるるるる・・・・♬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガチャ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「介護老人福祉施設の話ならもっと聞かせてください」

Q:68 介護老人福祉施設の「再入所時栄養連携加算」について詳しく教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お!なんか久しぶり感たっぷりだな」

 

 

 

 

さて!

Q:68 再入所時栄養連携加算は、介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護医療院において入所者が医療機関に入院し、その後退院して再入所した際、栄養状態や摂食機能が入院前と大きく異なっていることがあります。

特に経管栄養や嚥下調整食の導入など、摂食形態が以前と違う場合には栄養管理面での連携が重要となります。

 

このように施設入所時とは大きく違う栄養管理が必要となった場合、

施設の管理栄養士が入院していた医療機関を訪問し、かつその医療機関の管理栄養士と連携し、再入所後の栄養管理に関する調整を行うことを評価する加算として、

2018年度の改定で新設されました。

 

 

 

算定要件については以下の通りで、

①施設の入所時には経口により食事を摂取していた入所者が、医療機関に入院し、入院中に経管栄養、嚥下調整食の新規導入となり、退院後すぐに施設へ再入所すること。

②施設の管理栄養士が、入所者の入院する医療機関を訪問し、栄養食事指導やカンファレンスに同席し、医療機関の管理栄養士と連携して栄養ケア計画を作成すること。

③事業所として栄養マネジメント加算を算定していること。

 

なお、この加算算定は一回限度で、その単位数は400単位/回となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに詳細を説明しますと、

当該入院後の経管栄養又は嚥下調整食の新規導入となった場合であって、当該者が退院した後、直ちに再度当該指定介護老人福祉施設に入所(以下「再入所」。)した場合を対象です。

なお、嚥下調整食については、その硬さや付着性のほか、凝集性などに配慮した食事であって、日本摂食嚥下リハビリテーション学会の分類に基づくものを言います。

そして事業所の管理栄養士の医療機関の訪問については、当該医療機関での栄養に関する指導又はカンファレンスに同席し、当該医療機関の管理栄養士と連携し、かつ再入所後の栄養ケア計画を作成することが求められます。

そしてもちろんその算定にあたっては、その作成した栄養ケア計画について、再入所後に入所者又はそのご家族の同意が得ることも前提となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。ガチャ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「次は焼肉かな・・」