2020年1月

こんにちは！！本町福祉用具貸与・販売事業の伊藤です。

2020　いよいよ（Tokyo）オリンピックイヤーとなりましたネ。

スポーツ界は、明るい話題が多く、この１年が楽しみです。

さて、福祉用具貸与の２０２０年は❓

全国あちらこちらで騒がれだした『福祉用具貸与（ステップ台付き手すり）の取り扱い』について

名張市からも昨年１２月に通知が出されました。

令和２年４月１日提供分から「ステップ台付き手すり」は介護保険給付として新規に

ステップ台手すりを貸与することはできない！！

・できる限り住宅改修による段差解消工事

・ステップ台のない手すりを介護保険給付（ステップ台を自費又は事業所負担）などの対応を！！

【介護報酬の解釈】俗にいう青本の470ページに

複合的機能を有する福祉用具について

（3）福祉用具貸与の種目及び特定福祉用具に該当しない機能が含まれる場合は、

　　法に基づく保険給付の対象外として取り扱う。

この文言より『ステップ台付き手すり』は「手すり」と「段差の解消」２つの機能。

また、段差の解消は基本的には住宅改修としての給付の対象という見解に・・・

現場の実態は、

「玄関を工事するのはちょっと・・・」など住宅改修を回避するケース

   置き型の手すりがあるならば要らなくなったら撤去ができるし・・・

しかし、ほとんどの上がり框や掃き出し口には大きな段差があり手すりだけでは昇降動作も困難。

段差に応じてステップ台（踏み台）が付いた手すりにＴＡＩＳコードや届け出コードがあることで

そのまま選定されていった流れが全国的に・・・

「福祉用具の全国平均貸与価格及び貸与価格の上限一覧」にも『あがりかまち用手すり（ステップ台付き）』

はもちろん、昨年７月に公表された令和元年１０月貸与分には『たちあっぷ540』のステップ台仕様も

新たにリストに加わえられたことで混乱してしまっている。

現在、ステップ台付き手すりをご利用いただいている利用者様宅では、皆、喜んで頂いているのですが・・・。

先々、活動地域内の名行政からもなんだかの通知がだされることと思われます。

利用者様、そして福祉用具貸与事業所にとってもいい形となって、この件がまとまりますように・・・。

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