困った・・・に込められた理由は?
- 2019.12.10
- 高齢者福祉
- sensin
津センターパレス1階のマルヤスパレス店が11月末日をもって閉店しました。
昭和62年2月のオープンから32年営業されていたとのことで、ブログをご覧の方の中にもご利用されたことのある方もたくさんいらっしゃられることでしょう。
平成27年11月から津センターパレスに事務所が移転されて以降ほぼ毎日のように利用していたので買い物が不便になり、恵まれた環境下の事務所で働いていたのかを日々痛感しているつまちなか居宅事業の島田です。
ニュースで「買い物難民」という言葉を聞くことも多くありますが、津市の中心部でもスーパーがなくなると体が不自由だったり車や自転車が利用できない方にとっては毎日の生活ががとても不便になります。
私たちケアマネジャーは買い物に困っているという相談を受けることがよくあります。
買い物の内容は毎日必要な食材か、たまに購入するものなのか?軽いものか、重いものか?家族や友人、近隣者など助けてくれる人はいないか?企業が実施している宅配サービスを利用できないか?など確認することはたくさんあります。
自分の目で品物を見て選びたい方には一緒に買い物に付き添ってくれる介護保険外のサービスを紹介することや、必要があれば介護保険を利用してヘルパーによる買い物代行を調整することもあります。
「困った」という言葉から、何に困っているのか?何をお手伝いすれば解消されるのか?困っていることは買い物だけなのか?等々を確認していくこと、専門用語では「課題分析・アセスメント」といわれますが、ケアマネジャーは常に心身の状態や本人・家族の希望等を把握する必要があります。アセスメントには視覚、聴覚、嗅覚をフル稼働させなければいけません。
今日もケアマネジャーは感覚を研ぎ澄ましてご利用者のもとへ向かいます。
12月~津まん中広場には、月・水曜日に移動スーパーがやってきます。
市場調査も大事なお仕事です。
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