備えあれば憂いなし。
- 2019.10.18
- 高齢者福祉
- sensin
皆様、こんにちは、志摩地区地域密着型施設担当の山村です。
先日の台風19号で志摩市でも1日あたり400ミリを超える記録的な大雨が降り、担当している地域でも床上・床下浸水の被害報告があり、幸い施設に大きな被害はありませんでしたが、甚大な被害に遭われた関東・東北地方の方々へは心よりのお見舞いと、一日も早い復興を祈るばかりです。
さて、私が担当している地域密着型施設では、小規模多機能型居宅介護事業とグループホームの事業があり、2事業共に24時間ご利用者様のお世話をさせて頂いている施設でございます。
なので、今回のように台風が接近・通過していてもサービスの提供を行っています。そんな施設の様子や事前の準備の様子を今回はお伝えいたします。
まず、初めに小規模多機能型居宅介護サービスですが、普段は通いと訪問と泊まりの3つのサービスを組み合わせてご利用頂いていますが、当日は暴風雨が予想された為に、事前にサービスの連絡調整行い、当日は泊まりのみのサービスとさせて頂き、ご利用者様は全て前日にご来園して頂きました。当日も帰宅は困難でしたので、翌日までご利用頂いています。事前の準備として前日から施設にご利用者様が来園された後、施設周辺に飛んでいきそうな物が無いか確認して安全な場所へと移します。
外にある物干し台を地面に倒して、外周にあるごみ箱、その他諸々を倉庫や建物内部へ取り込みます。
停電しても大丈夫なように懐中電灯やランタンもバッチリです。ちなみに下にあるオレンジ色の四角い物は水を浸けることで発光する優れものです。
電池式のワイヤレスコールです。
冷凍庫とペットボトルです。ペットボトルは水を入れて事前に凍らせておきます。万が一停電時には保冷剤として冷蔵庫に入れます。
窓際にひっそりと佇む志摩市の防災無線です。
そして迎えた当日、職員は普段の駐車場ではなく、安全を考慮して施設のすぐそばに駐車してもらっています。施設の車も緊急用に1台停めてあります。
今回は台風での事前準備の様子をお伝えいたしましたが、事前に備えても何が起こるかわからないのが災害です。今回の台風では幸い大きな被害はありませんでしたが、これからも事前の準備をやりすぎなくらい行って来るかもしれない災害に備えていきたいと思いました。
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