ヘアドネーション。
- 2019.10.16
- 高齢者福祉
- sensin
皆さんこんにちは。津中央ヘルパーステーションのKです。
10月より本町福祉用具さんが本町ビル2階にやってまいりました!
聞きなれない電話の着信音にまだ耳が慣れませんが、
事務所がより一層賑やかになっています!
さて今回は、ヘルパーの向井さんが取り組んでいる「ヘアドネーション」のお話。
2018年7月のブログでもご紹介がありました。その後どうなっているのか、、続編をお届けしたいと思います。
↑夜勤前の向井さん。快く写真撮影に応じてくれました!
簡単にヘアドネーションをおさらいすると、、、
ヘアドネーションとは「小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子供の為に寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動」のこと。
芸能人の間でもこの活動が広がっているようで、水野美紀さん、ベッキーさん、柴崎コウさん、、などなど多くの方が取り組んでみえるようです。
ただ髪の毛を伸ばせばよいという訳ではなく、
①長さが31センチ以上であること
→引っ張ると切れてしまうほどのダメージでなければカラーやパーマ、白髪であってもOK!
②完全に乾いた状態の髪の毛であること
→湿っていると繊維が傷みやすかったりカビなどが繁殖する恐れがある。
③切り口をゴムなどで束ねてあり、1人分ずつまとまっていること
→毛先は根元を輪ゴム等でしっかりと結び、複数の髪の毛を送る場合は全員の分をまとめてではなく個人で束ねること。
など、様々な規定があるようです。
向井さんに伺うと、なんと1つのウィッグを作るのに20~30人分必要だそうです!
そのため完成までに時間がかかり、受け取りまでに2年も待ち続けているという状況が続いているとのこと。
特に不足がちなのは50センチ以上ということで向井さんは今50センチを目標に伸ばしてみえるそうです。
髪を伸ばし続ける為に苦労していることは、
「髪の毛を乾かすのに時間がかかることですね」と笑顔で話してくださいました!
扇風機の前に立ち、くせ毛の髪の毛を伸ばしながら約10分程ドライヤーをしているようです。夏場はその間にまた汗をかいてしまいますね(笑)
髪の毛をきれいに維持するためにシャンプーを何回も替え、ようやく自分の髪質にあうシャンプーに辿り着いたという向井さん!(そのシャンプーは秘密です(笑))
50センチまではもう少し!
ショートカットの向井さんも楽しみですね!
それではまた!
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