リスクマネジャー資格とは?「Sensin NAVI NO.206」
- 2019.09.23
- 高齢者福祉
- sensin
皆様こんにちは、ブロガーのMるでございます。
今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその206」となります。
・・・今回のお題は!
介護老人保健施設リスクマネジャー資格についてお送りします!
「初めて聞く名前ね・・」
さて、正式名称は「介護老人保健施設リスクマネジャー資格」と言います。
この資格は国家資格と異なり、いわゆる認定資格のひとつですが、全老健初となる資格認定。
創設はまだ新しく、試験が実施されたのも今から約2年ほど前となります。
介護老人保健施設リスクマネジャー資格認定制度は、養成講座の受講と学科試験での合格が必須となります。
ちなみに養成講座は3 日間× 2 期の計約 38 時間 のカリキュラムとなっており、すべての課程を受講する必要があります。
なお、筆記試験についての合格基準は、受験者のうち最高得点者の60%とされており、一方でその認定資格を得られたとしても、5年に一度の更新制度が設けられているそう。
なお、これまでに約2,300名の方がこの「介護老人保健施設リスクマネジャー(RM)資格」を授与されています。
「ほんとに施設での事故も多いみたいだし。
リスクマネジメントってほんと大事なことだと思うわ」
「これまで認知症に特化した研修に対する終了証などはありますが、介護事故等のリスクに関する資格はなかったように思えます」
「それだけ事故への意識が高まっていることであって、私たち介護を担うものとしても必要なスキルであることには違いありません」
このほかにも、様々な福祉に関連する認定資格があります。今回はその中のひとつを最後にご紹介します。
それが「認知症ケア指導管理士」です。
高齢社会を迎え、我が国では認知症を発症する人は今後も増加すると考えられています。
「認知症ケア指導管理士」は、そんな認知症の方への適切なケアや、実際にケアを行う方への指導・管理を行える人材の育成として期待されています。また、介護・医療現場で認知症ケアに携わる方の専門性向上を目的に創設された資格。
認知症や認知症ケアを学び、認知症の方やそのご家族に適切な認知症ケアを通じて、尊厳、安心を提供するための資格とされています。
現在この資格の保有者は17,000人を超えるそうで、それだけ時代背景から求められる資格であるということ。
実技は特にありませんが、この資格を取得するには認定試験に合格する必要があります。認定するのは財団法人職業技能振興会で、毎年2回(7月と12月)行われているもので、次回12月で20回目を迎えるそうです。
以上!リスクマネジャー資格&認知症ケア指導管理士についてをお伝えしました。
それではまた。
「私も挑戦してみようかしら」
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