停電被害。
- 2019.09.21
- 高齢者福祉
- sensin
皆さん、こんにちは。
ケアハウスの中島です。
台風のシーズンとなり、千葉県では台風15号による被害がいまだに続いている状況です。
一日も早く復旧して頂くことを願っております。
倒木によって電柱がなぎ倒されるなど甚大な被害が出たようで、いまだに電気が復旧していない地域があると連日報道されています。
高茶屋地区の事業所においては人事ではないニュースでした。昨年、新高茶屋ケアサービスセンターシルバーケア豊壽園は停電となり復旧までにかなりの時間を要しました。
その為、ご利用者様に一時的に別の施設に避難して頂いたことがありました。台風15号の影響で千葉県の方が非常につらい生活を送られているのをみると人事ではありません。
台風は事前に対策が取れる自然現象といわれますが今回の様な場合どのように対策をとればよいのか?
強風に対してどの様な対策をとればよいのか? うぅ~~。
停電しないように電柱を倒れないよう強化する?
やれますか?
台風15号で千葉県内の2000本の電柱が被害を受けているとの事。
日本全国には34,071,436本(2016年度データ)の電柱があるようです。
中部電力においては2,849,297本あるそうです。
事前の対策が取れるとは思えません。
そこで…
皆さんはこんな話、ごぞんじでしたか?
日本では1980年代後半に「第一期電線類地中化計画」が策定され無電柱化が進められていたようです。もっとも無電柱化率が高い東京都でもたったの5%、三重県においては1%程度との事。普及率の一番低い県が茨城県で0.4%程度。資金がかかる取り組みなのかなかなか進んでない現状のようです。
因みに、東京都は2020オリンピック・パラリンピックに向けて、「東京都無電柱化計画」を進めているようです。全国にこの取り組みが広がれば毎年やってくる台風に対しても強い町づくりとなるでしょう。
とは言いましても、まだまだ時間のかかる取り組みです、各電力会社には復旧作業に対する体制を万全にして頂きたいものです。
それではこのあたりで失礼いたします。
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