2019年8月

令和初の介護支援専門員実務研修受講試験。「Sensin NAVI NO.181」

  • 2019.08.03
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーことMるでございます。

今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその181」となります。

 

 

 

 

 

 

 

今回のお題は・・・・

 

 

 

 

今回は、介護支援専門員の実務研修受講試験についてお送りします!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「前も同じようなテーマがあったけど」

「いったいなにを語るのやら・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いえいえ、前回はあくまで第21回の話で、今回は令和初の試験となる第22回です。またひとつプラスαな内容で語ってくれるはずですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

「やけに庇(かば)うじゃない」

 

 

 

 

 

 

 

・・・というわけで、ここからは「本番」です。

 

 

 

 

まず、介護支援専門員の登竜門と言うべき実務研修受講試験の時期が近づいてまいりました。

 

今回の試験日は令和元年10月13日(日)で、その合否発表は令和元年12月3日(火)となっています。

 

介護支援専門員と言えば、いわゆるケアマネジャーですが、訪問介護や通所介護等在宅にてこれらの居宅系サービスを利用する際に必要な計画書を作成する役割を担っています。ご利用者の状態のほか、本人とご家族を含めた要望に応じたサービスを計画するもので、一般的にその計画に掛かるものをケアプランと呼びます。

 

 

さて、そんな試験が今回で第22回目を迎えるわけですが、前回の平成30年度の第21回介護支援専門員実務研修受講試験を少し振り返ってみたいと思います。

 

 

 

 

当法人の法人本部があります三重県。

 

730名が受験し、合格したのはうち99名。その合格率は13.6%でした

 

 

合格者のうち半分以上は介護福祉士取得者との結果だそうです。

全国平均はちなみに10.1%で、約50,000名が受験したうち、約5,000名の合格となりました。

 

 

第21回より受験要件が見直されたことにより、全国的に受験者数は激減し、その前の第20回が約130,000名が受験されたのに対し、

約82,000名の減少。

さらには合格者も24,000名ほど減ったことになります。受験者数の減少が影響しているとはいえ、実際の試験内容も難題で、前回の合格率21.5%と比較してもそれは歴然といえます。

 

 

 

 

 

 

 


「か、かなりの難関ね・・・」

 

 

 

 

 

 

さらに遡ると、資格と試験が導入された当初の5年間は、その合格率は30%台と高水準を示していたこの試験。

 

それが第14回の平成23年度試験ではついに15%台へと低迷していきます。

現在までにそんなケアマネジャーの試験に合格されたのは全国で約700,000名で、数字だけみるとなかなかの数ですが、三重県で言えば約10,500名ほど。

 

 

 

 

 

 

しかしながら、これはあくまで合格した人数であって、実際に実務研修を経て登録した数で言えばもう少し少ないはず。

それに最近では5年に一度の更新制度も導入されたことで、そのまま更新せず半ば仮免許状態の方も少なからずみえるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

「せっかく合格したのにもったいない」

 

 

 

 

 

 

 

 

「まあいろんな事情があるわけですし・・・」

 

 

 

 

…さて、そんな介護支援専門員実務研修受講試験ですが、その設問は計60問。

介護福祉士の受験に掛かる国家試験が125問ですので、比較すると約半分以下の設問となります。

しかしながらその介護福祉士の合格率は約60%前後に対し、ケアマネジャーは前回で10%台と、数値だけ見てもその難関さの違いがおのずとわかります。

 

さらにはほかの国家資格である社会福祉士も、最近の合格率は約20%台ですが、合格基準である点数が約60%に対し、ケアマネジャーは約70%であることから、社会福祉士と比較しても明らかと言えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、介護支援専門員の試験と、先述した介護福祉士の試験では、その解答方式が違うのが特徴です。

 

 

前者は「五肢複択」で、1つの問題に解答の選択肢が5つあり、その中から適切なものを複数選ぶ方式です。なお、その介護支援専門員実務研修受講試験の筆記試験では、大半解答は2つ若しくは3つとなります。

一方の介護福祉士試験は「五肢択一」。

1つの問題に解答の選択肢が5つあり、その中から適切なものを1つ選ぶ方式となります。

 

 

 

一般的に、「複択方式」は幅広い知識と正確な知識がないと解答できないこともあったりもします。複数の解答を導き出す難しさ、そして選択の仕方によってはひとつでも間違えると点数として扱われない、というわけです。

 

 

今年の介護支援専門員実務研修受講試験は果たして!?当法人でも多くの皆様が挑戦されます。

そんな皆様の合格を祈願し、陰ながら応援させていただければと思います。

 

 

 

 

・・・以上、「令和元年初の介護支援専門員実務研修受講試験」をご紹介しました。

 

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私もだいぶ前に取得できたけど、さすがに今のレベルじゃ無理そうね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほう・・・。俺もだいぶ経つが問題はない。おそるるに足らずだ」