2019年7月

介護用ベッドについて。「Sensin NAVI NO.171」

  • 2019.07.20
  • 高齢者福祉
  • Posted by | sensin

皆様こんにちは、ブロガーことMるでございます。

今回お届けするSensin NAVIですが、「レッスンその171」となります。

 

 

 

 

 

 

 

今回のお題は・・・・

 

 

 

今回は、介護用ベッドについてお送りします!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「前回の車いすからのこの流れ。なんか予想通りの展開ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「予想を敢えて裏切らない、それがSensin NAVIなわけです」

 

 

 

 

 

 

 

 

「茶化さない!」

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・というわけで、ここからは「本番」です。

 

 

 

 

まず介護ベッドですが、被介護者にとっては暮らしやすさの向上を目的に、一方の介護者にとっては負担の軽減をを目した、いわば広義に福祉用具のひとつ。在宅で生活されている方のほか、施設で入所されている方も利用されているこの介護ベッド。

介護ベッドを利用しようとする場合には、一般的に貸与(レンタル)もしくは購入の2つの方法があります。

 

 

 

そんな今回は!

介護保険制度における福祉用具、とりわけ介護ベッドに係る内容をご説明いたします。

 

 

 

 

 

 

まずは・・・

 

①福祉用具貸与

要介護者等の日常生活の便宜を図るための用具及び要介護者等の機能訓練 のための用具のことを指します。

ご利用者がその居宅において自立した日常生活を営むことができるよう助けるものについて、介護保険制度の保険給付の対象とされています。

この福祉用具貸与の対象となる「福祉用具」を借りることができるサービスで、今回のお題の介護ベッドはこのcategoryに含まれます。

この福祉用具貸与の対象は介護ベッドのほか、前回ご紹介した車いすをはじめ歩行杖などもその対象となります。

 

 

 

 

続きましては・・・

②福祉用具販売

購入に係る介護保険制度のサービスのことで、この事業の購入に該当する「福祉用具」については、購入した際に係る費用の「9割分」が介護保険から支給されるというものです。

購入対象となる福祉用具は、主にレンタルが難しい消耗品のほか、ポータブルトイレといった衛生用品、シャワーいすなどといった地肌に直接触れる、いわゆる「水回りのもの」が対象となります。

 

 

 

 

 

さて!ここからはその費用についてですが、

介護ベッドをレンタルする場合、借りる事業者やベッドの種類によって変わりますが、

費用としては大半月額1,000円台で済むことが多いです。

 

事業者やベッドの種類による誤差はもちろんありますが、おおむね上記の金額で毎月借りることができます。ちなみに介護ベッドを購入しようとすると、一台10万円近く、もしくは種類によってはその額を超える場合もあります。またこのレンタルでは、単に介護ベッド本体だけでなく、マットレスやサイドレール(ベッド柵)を付属することが可能で、これらを含めた総合的な費用と考えると、レンタルにて非常に安価で介護ベッドを利用することができるようになっています。

なお、マットレスは褥瘡予防等、サイドレールはベッドからの転落防止、あるいは自立を促す起き上がり動作の補助等にも活用されるもの。

 

 

 

 

 

 

なお!

介護保険を利用しなくても介護ベッドをレンタルすることも可能です。介護保険サービスのレンタルは、すべての方を対象としたわけでありません。介護保険サービスであるゆえ、もちろんその利用には介護認定の有無が不可欠となります。また要介護1や要支援といった、いわゆる軽度者は基本介護ベッドはレンタルできません。

しかしながら要介護1や要支援であったとしても状態や緊急性によっては介護ベッドが必要になることもあり得ます。そんな時に活用できるのが保険外の介護ベッドのレンタルなわけです。

 

 

 

 

 

だがしかし!!

 

 

・・・その場合、ご利用者は直接業者と契約する必要があります。

どちらかと言えば、介護保険でのレンタル費用に比べ高額で、

保険外サービスであることから実費相当額を負担することになります。

こうしたレンタルの場合、その契約する業者によりますが月5,000円前後が相場(あくまで相場ですのであしからず)となるところが多いようです。長期間の利用を想定した場合は、正直介護保険サービスを利用した方が負担は少ないのが実際といえます。

 

 

 

 

 

 

最後に!!

前述した介護保険サービスのレンタルは、必ずしも軽度者のレンタルを認めていないわけではありません。軽度者であっても、主治医による「介護ベッドの利用を必要とする」意見書を提出することで、対象外であってもレンタルできる場合がありますゆえ、その際には是非然るべき関係機関や専門の方等にご相談いただければと思います。

 

 

 

・・・以上、「介護用ベッドについて」をご紹介しました。

 

 

それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「車いすに続き介護用ベッド。介護の世界はほんとに深いわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうです。介護保険サービスは単に支援や介助などの人的サービスだけではないということ。

こうした様々な福祉用具をうまく活用することも大事なことといえます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まったくだ!!」